今月1日から沖縄・浦添市にて行われている沖縄キャンプ。本記事では、キャンプに臨んでいる監督、コーチ、そして選手たちの声を紹介する。 ※インタビューは3月5日のホンダ鈴鹿戦後、6日の練習後、7日の明治安田生命戦後に行われたものです。また、記事中の学年は新年度のものです。

(取材・編集 石﨑開、江藤華、柴田侑佳、村上萌々子、望月優樹、吉岡拓哉)

小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)(※囲み取材より抜粋)


――試合(ホンダ鈴鹿戦)を終え、先ほど「疲れた」とおっしゃっていましたが

色々なことを頭の中で準備しながら試合に臨んでいます。色々なことを頭の中考えれば考えるほど思い通りにいかないから、こんなにしんどいのかと痛感しました。もうちょっと気持ちよく打ってくれたりしていると、考えている通りに事が進むことによってストレスは軽減されるんだろうと思うんですけれども、意に反してなかなか思うようにいかないから、そこはやはりしんどかったですね。

――これまで1試合ベンチにいるということもなかなかなかったと思いますが

いやでもそれは、こんなこと言ったら怒られるけれども、CM放送のない中継(番組)を座りっぱなしでやる方がしんどいですから。

――監督としての初戦、見事白星でした

勝つに越したことはないんですけれども、こちらの思惑としては、ゲームの中で選手が状況に応じて、こんな感じあんな感じというものを見せてもらいたいんですよ。その確認という点では、もの足りないですよね。もちろん勝ったのでこの結果が知れ渡ったらみんな喜んでくれると思いますよ。早稲田の野球部のOBの方々も喜んでくれると思いますよ。でも実際にゲームそのもので言うと、色々なことをしたかったのになあ、という思いが強いので、もの足りなさが残りますよ。

――最終回、丸山壮史選手(スポ2=広島・広陵)が采配通りに見事盗塁を決めて、1点を取りました

点を取るということで言えば、最終回になった時にどうやって点を取るかという話なんですよ。そういう意味では彼らが最後にしっかりとした野球をしてくれたので。試合が終わった後に「最初からああいう野球をしろ」と注文は出しましたけれども。

――沖縄キャンプを進めていく中で、新たな発見はありましたか

きょうの試合で言うともの足りなさしかないんですよ。これでもし満足ということならば間違いですよ。きょうのゲームは(捕手の)小藤(翼副将、スポ4=東京・日大三)と岩本(久重、スポ2=大阪桐蔭)がゲームを死守したと、この点に尽きますよね。この二人が本当に頑張ってくれたおかげで、勝利につながったと。何となく守って何となく失点していたら、ずるずるといかれていましたので。客観的に見て能力的に言うならば、(ホンダ)鈴鹿の方がレベルは高いですから。相当なレベルの選手がいますから、その点ではよく頑張ったなというのが正直な感想ですね。

――初陣ということで、チームの注目しているポイントはありましたか

勝った負けたは全く度外視だったので、ある程度選手にゲームの流れを委ねていた部分はあったんですけれども、そこの部分で思うようにできなかったというのがちょっとまだまだだな、という言い方はしていますけれども、ただ全てが100パーセントにこなせるということはあり得ないことなので、その中でできる最善のことをそれぞれが全力を尽くしてくれたんだろうと思っているので、そこは評価したいと思いますね。

――その中で新1年生の二人が活躍しています

もちろん、彼らは早稲田を背負っていかなければならない立場になったわけですから、そういう意味ではいいスタートを切らせてあげることができたと、そういうふうに思っていますので、そこはちょっとほっとしていますね。

――東京六大学春季リーグ戦開幕まで詰めていきたい部分は

ありとあらゆることをしたいと思っています、準備を含めてね。でも準備万端整いましたということはあり得ないと思っているので、どっちみち準備不足で臨むことになると思います。けどそういう中で開幕戦までに熟成して、最終週の早慶戦である程度とかたちをつくることができればと思います。

――やはり『WASEDA』のユニホームを着て戦うことは違いますか

これは色々なことが脳をよぎりますよ。でも言葉の持つ力ってすごいなと改めて感じましたね。最後9回の攻撃が始まる前に「引き分けで終わったらただの記事だ。でももしこれがサヨナラで勝ったということになれば、とんでもない記事になるぞ。だから頑張れ」と言ったら、あれだけ盛り上がってくれたので。選手にハッパを掛けるというのは本当に大事だなと改めて痛感しましたね。やる気をなくさせるような指導者が多く見受けられる中、いかに気持ちよく選手たちに野球をさせてあげることができるかというのは本当に大事なんだなと。

――そういう意味では9回の攻撃は小宮山監督の思いが伝わったと

これは何回も言うけど、最初からああやって攻めろという話なんですよ。それ(チーム全体で盛り上がること)が野球の面白さでもあると思うので。

――この沖縄キャンプ、チームの目的はどこに置いていますか

それはチームを醸成するということ。要は寝食を共にして、24時間みんなが同じ気持ちで。人それぞれ体調の良し悪しはあると思うんですよ。でもそれを言わずとも、みんなが気付いて「何とか助けてあげよう」とそういう思いになれるかどうかなので。まだ始まったばかりですけれども、日に日にみんな無口になっていますよ。してやったりですよね。毎日毎日にこやかに飯なんか食っている場合じゃないと。黙ってみんな食事をとるようになりましたから、思うつぼ。ここからです。

――沖縄キャンプに来てから目を引くような選手はいますか

そんな選手がいればありがたいですけれどもね。強いて言うならば高校生の二人(田中星流と中川卓也)だな。物おじせずにすごいなと思いますよ。なかなかやれるものではないですね。

徳武定祐コーチ(昭36商卒=東京・早実)


――久しぶりに早大野球部に復帰されましたが心境はいかがですか

まさか、という気持ちでは入って来たんだけれども、まあ(以前に早大でコーチを務めていた時から)間が空いたからね。長いこと早稲田のバッティングは見ていたけれども、今度は新監督の下でやるわけだから、何とか『打棒ワセダ』というかたちのチームにしたいなと思っています。やっぱり早稲田は打線だ、というような意味で、いいかたちで点数を取れるような打線をつくりたいなと思っています。

――現在の攻撃陣をどのようにご覧になっていますか

みんないいものを持っているから、それがグラウンドで出てくれれば非常にいいなと思っています。そういう意味でも、力をグラウンドで発揮できるような手助けをしていきたいなと。ここのところ何年も優勝していないわけだから、選手たちも何とか打撃を頑張ってピッチャーを助けていこう、とそういう気持ちは見えているからね、それならば何とか手助けをしてあげることができればなと思っています。

――きょう、ウォーミングアップが終わった後、野手陣を集め指示を出していましたが

あれは昨日の反省(◯1xー0ホンダ鈴鹿)をする部分もあり、いいものも悪いものも出たゲームだったから、きょうの練習ではいいものはいいものなりに反省し、悪いものは悪いなりに頭使ってやるっていうような指示を。あとは打席で気持ちを前に出すというかね、気持ちを出すということをやってくれという注文は出したんだけどね。結局バッターボックスに入ったら誰も助けてくれないわけで、自分がいかにして強い気持ちで相手のバッテリーに立ち向かうかというのが大事なのでね。そういう気持ちの上で負けてくれるなと、そういう話はしましたね。

――沖縄キャンプでは連日、吉澤一翔選手(スポ3=大阪桐蔭)とマンツーマンで打撃練習をされているようですが、どのようなことを教えているのですか

彼のこっちに向かってくる姿勢もいいしね。それと、まだまだいいものを持っているという気がするので、それがまだ今のところ出ていないんじゃないかなと話し合って。(今年)3年生にもなるし、チームで重要な役割を果たしてもらうには、やはりバッティングでいいかたちで打ってもらうことがチームだけではなく個人のためにもなると思うので。本人も何とかかたちをつくりたいという意識が強いからね、色々話し合ったりしているんだけどね、何とかいいかたちでバッターボックスに入ってもらいたいと思います。打撃のかたちと精神的なものとか取り組むとか姿勢とかというものを多く言っています。

――加藤雅樹主将(社4=東京・早実)の打撃に関しては

自分も大学時代キャプテンだったから、キャプテンの気持ちは分かるので、先頭切ってチームを引っ張っていってくれと。でも昨日みたいに最後のああいうかたち(サヨナラ適時打)を出していけばね、キャプテンとしての役割も果たせるわけだから。あとは(東京六大学春季リーグ戦)開幕まで打ち込んで、自分の考えをしっかり持たせて臨ませようと思っています。彼がやはりチームの中心で引っ張っていくことによって打線がいいかたちになってくるなと。やはりキーポイントにいるのは加藤だから。

――この沖縄キャンプをどのようなものにしたいですか

何とか打線を4年前の茂木(栄五郎、平28文構卒=現東北楽天ゴールデンイーグルス)だとか重信(慎之介、平28教卒=現読売ジャイアンツ)だとか丸子(達也、平28スポ卒=現JR東日本)だとか、その前だと鳥谷(敬、平16人卒=現阪神タイガース)とか青木(宣親、平16人卒=現東京ヤクルトスワローズ)とかがいた時代みたいにね、その時のようないい顔ぶれをベンチの中にそろえたいなと。僕が入って来た時に選手たちに言ったのは、「鋭いスイングと速い打球と強い打球というのをテーマにしてやっていこう」と。これらを目指していくように取り組んでいければと思いますね。そういう面ではみんな意識が出てきて、振りもかたちも良くなってきているんじゃないかなという気がするんだけどね。

加藤雅樹主将(社4=東京・早実)


――全体での打撃練習後、佐藤孝治助監督(昭60教卒=東京・早実)とマンツーマンで個人練習をされている場面がありました。どのようなことをされていたのですか

昨日の試合で課題が出たので、その改善を手伝っていただいていました。

――具体的にはどんな課題ですか

色々なコースへの対応ということです。(佐藤助監督が目印となる)バットで示したところを、正しく振っていくというような練習です。

――佐藤助監督が、スイングの始動時とインパクト時直前で目印のバットを動かすシーンも見られましたが

最初に示してもらった場所が狙っているコース、その後に示してもらった場所が実際にボールが来たコースということです。外を狙っていて内にボールが来た場合や、逆に内を狙っていて外にボールがきた場合を想定していました。

――全体練習の隙間時間に素振りをしているシーンが多く見られました

そうですね。素振りはとにかく良い軌道、自分の納得できるかたちでバットを振れるように意識して、時間があるときはバットを振るようにしていますね。

――今行なっている打撃練習のテーマがあれば教えていただきたいです

自分のテーマはフォームの安定感で、チームとしては『強い打球』を打つということを徹底しています。

――チーム全体の練習の雰囲気に関してなのですが、とても明るい空気の中で練習をされているように見えました

そうですね。厳しい雰囲気ももちろんあるんですけれども、みんなで盛り上げていくことや、自由にどんどん行動していこうということを考えているので、そういう意味では良い雰囲気と言えると思います。チーム一人一人が考えて動けるのが理想だと思っているので、チームとして明るくやっていこうとは伝えますけれども、細かいことはそれほど言わずに。一人一人が考えて動けるチームになっていけばいいと思います。

――その中でもし改善したい点などがあれば、教えていただけますか

メリハリが大事だと思うのですが、そこがぼやけるときが少しあるので。その部分をしっかりできるようにしていきたいと思います。

小藤翼副将(スポ4=東京・日大三)


――沖縄キャンプが始まりましたが、どういった目的意識を持ってキャンプに取り組んでいますか

とりあえず、キャンプでは自分の弱点の克服を意識しています。

――自分の弱点とは具体的に

守備にしてもバッティングにしてもまだまだ実力不足なので、守備にしてはワンバンストップだったりキャッチングだったり、もうワンランク上を目指してやっていきたいです。バッティングでもまだまだ自分のかたちで打つ確率が低いので、そのかたちをつくるという意識でやっています。

――コーチ陣に何か言われていることなどはありますか

徳武コーチ(定祐、昭36商卒=東京・早実)からバッティングのときに左肩が下がることが多く、そうなると打てないので、左肩が下がらないように上からたたくということを言われています。

――正捕手の証しである背番号『6』になりましたが心境はいかがですか

素直にうれしいです。

――小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)が小藤選手をレギュラーとして使うという宣言もありましたが、これについてはいかがですか

言っていただいてすごくうれしいのですが、その分責任も伴ってくると思うのでその期待に応えるよう精一杯やっていきたいと思います。

――捕手陣のメニューでは大きな声を出して盛り上げている場面もありました

昨日の試合でホンダ鈴鹿戦の時にキャッチャーのタッチ(プレー)の時に盛り上がっていて、ノックも盛り上がっていて。そういう部分は見習うように佐藤助監督(孝治、昭60教卒=東京・早実)から言われていたので、そのことを意識しました。

――昨日のホンダ鈴鹿戦を振り返って反省点などはありますか

ピッチャー陣はそんなに調子は良くなかったのですが、(ホンダ鈴鹿の選手が)得点圏に行ってもそこから粘って結果的に得点はゼロだったのでその部分は良かったと思います。試合後には小宮山監督からはキャッチャーのおかげというふうに言われたのですが、ピッチャーを支えるというのはキャッチャーとして当たり前のことなのでそこはこれからも続けていきたいと思います。

――では最後にどんなキャンプにしたいか、一言お願いします

(東京六大学春季)リーグ戦まで残り1カ月ちょっとなのでリーグ戦で優勝できるよう、キャンプから一生懸命やっていきたいです、

檜村篤史副将(スポ4=千葉・木更津総合)


――キャンプに入ってからのご自身の調子はいかがですか

バッティングはコーチから教えてもらっていることをしっかり自分で意識してやっています。昨日の試合(ホンダ鈴鹿戦)では、凡打になってしまったのですが当たりとしては悪くなかったですしバットの出方も良かったので、いい方かなと思います。

――今回のキャンプ中ご自身で掲げているテーマはありますか

リーグ戦に向けてしっかり調子を取り戻すということ、かたちをしっかりつくるということを目標にしています。

――具体的にどのような取り組みをされていますか

バッティングではコーチに教えてもらったことを意識してティー(バッティング)をやったり、守備では田中コーチ(浩康、平17社卒=香川・尽誠学園)がいるので一緒に守備練習の時間にアドバイスをもらったりしています。

――コーチから言われていることは具体的にどのようなことでしょうか

バッティングでは自分は下からバットが出てしまうという傾向があるので、しっかり上からたたきつけるように切り込むよう打つことを意識するようにと言われました。守備ではたまに体が流れてしまうことがあるので、しっかり軸を持って取るということをやっています。

――副将として、または最上級生として昨年から変わった意識の変化はありますか

やはりチームの主軸というか、中心ということになるので、恥ない手本になる行動というのを心掛けています。しっかり声を出したり行動を早くしたりすることは意識してやっています。

――きょうの練習では加藤雅樹主将(社4=東京・早実)と話をされている場面も多く見られたと思いますが、アドバイスのやり取りなどありましたか

ノック中は(加藤も)内野(の距離でのノック)だったので、内野手の自分がこうしたらいいのではないかということは話していました。

――東京六大学春季リーグ戦への意気込みをお願いします

まだ大学に入ってから優勝を味わったことがないので、何としても優勝して小宮山監督を胴上げしたいなと思います。

福岡高輝(スポ4=埼玉・川越東)


――沖縄キャンプが始まってからの心境をお聞かせください

春に向けてチームづくりを意識して入っていこうとは思いました。

――このキャンプでは、チームとしては何を意識してやっていますか

サインプレーのサインをチームで意思統一できるように意識しています。

――個人としては何を意識していますか

今まで実戦をやっていなくて、キャンプでは実戦が増えてくるので、しっかり結果を残せるように調整していこうとは思っています

――守備では、今年は三塁手を中心にと挑戦されていますが手応えはいかがですか

守備はまだまだなんですけれども、このキャンプでしっかりコーチ陣に教わってやっていきたいと思います。/p>

――現在、守備面でコーチ陣に指摘されていることはありますか

特に足を使ってバウンドを合わせることは常に言われているので、そこを意識してやっていきたいと思います。

――現時点で、打撃面の調子はどうですか

自分の中では結構調子は良くて、かたちもできているので、あとは春のリーグ戦(東京六大学春季リーグ戦)までにもっと調子を上げていければいいかなと思います。

――打席に入る時に意識していることはありますか

脇が緩みがちなので、しっかり締めて最短でバットを出せるように意識してやっています。

――きのうのホンダ鈴鹿戦の第2打席の中前打について、振り返っていかがですか

状況的に無死一塁でバントの場面だと相手は思ったと思うので、真っすぐ一本かなと思っていたんですけれども、カーブが来てうまく体が反応できたので、すごく調子は良いのかなと思います

――最後に、今後に向けての意気込みを聞かせてください

春のリーグ戦に向けてキャンプをしているので、結果は気にせず、内容を意識してリーグ戦までやっていきたいと思います。

山田淳平(スポ4=東京・早実)


――沖縄キャンプの意義また目的などはどのようなものでしょうか

チームとしては強い打球を打とうという意思統一していて。東京は寒くて思うようなバッティングができなかったのでその分しっかり体使って強い打球打っていこうという意識でやっています。

――現在の調子はいかがですか

調子は本当にいいんですけれども、なかなかこの前の試合(ホンダ鈴鹿戦)といい、いい打球が飛んでいながらヒットにならないので1本出てくれたら調子に乗れるかなという感じです。

――外野手リーダーとなられましたが、心境はいかがですか

去年までは上級生がいたのですが、今年から全員が同級生と下級生だけになったので、自分で意を正して私生活であったり練習面でも模範となれるように頑張っています。

――東京六大学春季リーグ戦開幕までの自身の課題は

去年この時期は調子良くてシーズン入る前に調子落としてしまって、リーグ戦で思うような活躍ができませんでしたが、今は昨年より遅い時期に調子を上げているので、この調子のピークをリーグ戦に向けていけたらと思います。

――アピールしていきたいことはありますか

バッティングですかね。そこは自信を持ってやっているので、バッティングで貢献できたらと思います。

――山田選手の打撃の魅力とは

シュアなバッティングということになるんですかね。それも結果を出していかないと、というところなので。

――最後に沖縄キャンプをどのようなものにしていきたいか、意気込みをお願いします

けがなくやることが一番だと思います。暖かい分、オーバーワークになってそこでけがをしてしまうとこれまでやってきたことがゼロになってしまうので、そういうケアの部分もしっかりとしつつ、やることもしっかりやるという、最後みんなで笑って、けがなく終われたらと思います。

早川隆久(スポ3=千葉・木更津総合)


――3回目の沖縄キャンプということで心境は

1年生で初めて参加した時よりも余裕があり、周りのことに目を配りながらやっているのでだいぶ後輩にもいい姿というか、いい影響を与えられているのかなと思います。

――走り込みを中心にやられているようですが調整は順調ですか

そうですね。順調なのでこのまましっかりシーズンに入っていくことができればいいんですけれども、もうちょっと(状態が)上がってくれればさらにいいと思います。

――練習では小島和哉投手(平31スポ卒=現千葉ロッテマリーンズ)に教わったカットボールに加え、チェンジアップを試行錯誤されているようでしたが

トヨタ(自動車)の練習会に参加させていただいて、佐竹さん(功年、平18人卒=現トヨタ自動車)という社会人でもトップ層のピッチャーの方にカットボールとかチェンジアップの投げ方を教えてもらってだいぶ良くなって。小島さんの考え方と佐竹さんに教えてもらったことを混ぜたらだいぶ良くなったので、今後実戦が多くなってきたら試したいと思います。

――チェンジアップに関しては「落ち幅はそんなになくてもいい」と話されていましたが、直っすぐを打者に速く見せるという目的が大きいのでしょうか

そうですね。「(真っすぐとチェンジアップの)腕の振りが同じ方がバッターからしたら嫌なのは、社会人でも上のレベルでもそうだ」と言っていました。自分は変化球を投げると腕の緩みが出てしまうので、そこを改善していければなと思います。

――以前、小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)が「早川を(投手陣の)中心として考えている」とおっしゃっていましたが、この点についてはいかがでしょうか

監督さんからはずっとそういうふうに言われていて、自分もその期待に応えられるようなピッチングを目指して今も練習しているので、自覚を持ってやっています。

――今、中心的に取り組んでいることはありますか

沖縄では自分の首を絞めないようにフィールディングとか、戦略的なことっていうのを自分の中で細かくやっています。ピッチング以外のフィールディングとかバントとか、チームプレーというのを意識して取り組んでいます。

――東京六大学春季リーグ戦開幕に向けて、3月中の意気込みをお願いします

ここから自分が実戦で投げる機会も多くなってくると思うので、自分のピッチングをちゃんとしながら、反省点があればそれをしっかりなくしてリーグ戦に向かっていくことができればと思います。

金子銀佑(教3=東京・早実)


――沖縄キャンプではどのような目的や意識を持って練習に取り組まれていますか

こちらはグラウンドが土なので、普段の人工芝の東伏見で練習するよりも、守備の面ではしっかり腰を落としてもう一度基礎に立ち返るということを意識してやっています。打撃に関しても、こちらはすごく暖かくて、身体も動くしバットもしっかり振れるので、とにかく強く低い打球を心掛けてキャンプに入りました。

――現在の調子はいかがですか

きょう(明治安田生命戦)みたいに代打で出された時にもしっかり結果が出たので、今のところ順調にきているかなと思います。

――代打で安打が出たきょうの明治安田生命戦、振り返っていかがですか

最終回は誰もがこれは早稲田が勝つだろうと思ったと思うのですが、やはりきょうみたいに1本ホームラン出て追い付かれて自分たちの攻撃があるという中で、それに備えてしっかり準備できたのかなと思っています。きょうみたいな展開もあるので、これからも試合に出ていなくても気持ちを切らさずにしっかり準備できたらと思います。

――新体制では二塁手ということで、し烈なポジション争いの中アピールしたい点はありますか

今までみたいにしっかり足を使って、堅実さかつ守備範囲の広さを意識してやりたいと思います。

――開幕までのご自身の課題は何だと考えていますか

練習と実践の差を埋めることです。練習で良くても試合で出せないということが多くあるので、いかに練習と実践の差を縮めるかということをテーマにやっていきたいです。

――東京六大学春季リーグ戦への意気込みをお願いします

優勝から遠ざかっていますし、今年は監督さんも変わってコーチ陣もスタッフも入れ替わったので、心機一転じゃないですけれども、いい節目としてまず春優勝するために自分も何か力になれればと思います。

吉澤一翔(スポ3=大阪桐蔭)


――新体制となりましたが心境は

去年と全然違くて。コーチ陣や監督が変わってだいぶチーム的にも変わったので毎日刺激があります。

――小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)の下で学んでみていかがですか

メジャー(リーグ)までやってこられている人なので、たくさん学ぶことが多くて日々学ばせてもらっています。

――徳武定祐コーチ(昭36商卒=東京・早実)とマンツーマンで練習を行なっているそうですが、何をしているのですか

打撃の面で2年までおかしかったので、そこを修正しています。より上で打っていけるようなスイングにしてもらっています。

――おかしいところとは

後ろをなくす(タイミングをとるのが後ろになること)みたいな、とりあえず前に前にって感じで。元々自分のバッティングはそんな感じだったのでよく合っていると思います。

――二塁手に転向したそうですが、いかがですか

初めてやるところなので、新しい発見があって楽しいです。

――なぜ二塁手に

自分はキャッチャー、サード、ファーストしかやったことがなくて、ショートとセカンドって器用というかセンスがなくてはできないので、一回挑戦してみて色々学ぶことがあると思ったので今頑張ってやっています。

――きょうのホンダ鈴鹿戦、打席に入る前に小宮山監督に声を掛けられていましたが

「お前ホームラン狙っているんちゃうやろ」って言われて、「左中間、右中間に強いライナーを打て」って言われました。

――本塁打を狙っていたのですか

狙ってはいません(笑)。

――自分の打席を振り返っていかがですか

修正力というか、まだまだ固まってないので。まだまだです。

――沖縄キャンプが始まりましたが、何について意識して取り組みたいですか

バッティングの面でレベルアップを。

――先ほどおっしゃっていた「前に」ということですか

そうですね、とりあえず前に前に。後ろ関係なくて前に。トップ残してタイミングを前に前にですね。フルスイングしてファウルチップというめちゃくちゃ惜しい場面が目立っていたんで、もう一個前に、もう一つ前にっていうのを意識しています。

――昨年は「逆方向への意識」でしたが、今年は「前への意識」なのでしょうか

そうですね。指導者が完全に変わっているので逆方向への意識はあんまりないですけれども。できたら打ちたいですけれども、まだそこまでいってないので。とりあえず、強いライナーを打てるバッティングにしていきたいです。

――最後に沖縄キャンプへの意気込みをお願いします

レベルアップしかないので、泥々になって頑張ります。

徳山壮磨(スポ2=大阪桐蔭)


――2年目の沖縄になるかと思いますが、昨年と比べていかがですか

一度経験することで、大体の何をしなければならないかということは把握できているところはあるので、去年よりは順調に来ているのだと思います。

――前にお話を伺った時(2018年12月12日)にブルペンに入るのは来週からと伺いましたが、そこからどのような調整をされていましたか

ブルペンでは、初めは立ち投げから入って、次にキャッチャーを座らせて2、3週間投げました。実戦でも何度か登板させていただいています。明治安田生命戦でも投げさせていただくことになっています。

――フォームを変えたとおっしゃっていましたが、手応えはいかがでしょう

手応えは前よりすごく感じています。前のフォームよりはボールのかかりとかもいい感じなので、本当に良くなっている感触があります。

――小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)からは何かアドバイスをされていますか

色々とアドバイスをいただいていますが、「お前に抑えを任せたい」というふうに言われているので、リリーフという面でしっかり投げていきたいなと思います。

――明治安田生命戦での登板がリリーフになるということでしょうか

そうなります。

――沖縄キャンプで意識していることはありますか

第一に実戦でより多く投げて、実戦の感覚を取り戻すこと。次に緊張していてもしっかり投げ切ることができるように、メンタル的な面でも成長できたらいいなと思います。

長柄昂(人2=石川・金沢桜丘)


――元々外野手の長柄選手。昨年の東京六大学秋季フレッシュトーナメントでは投手として出場していたと思いますが、いつから投手に転向されたのでしょうか

春のフレッシュ(東京六大学春季フレッシュリーグ)の6月あたりに、その当時のピッチングコーチ(道方康友氏、昭53教卒)の方にピッチャーを勧められて、転向しました。

――新体制が始まってから1軍に帯同されていますが、変化などありますか

今まで一年間は1軍にいなかったので、やはり雰囲気が違うし、きょう初めて投げたのですが、先輩方がバックで守ってくださっていて頼もしいと感じました。

――沖縄キャンプで意識的に取り組んでいることを教えてください

気候が暖かいということもあって、秋あたりからフォームを変えていて、そのフォームの定着のためにたくさん投げようという感じです。

――し烈な投手枠争いの中で、アピールしたい点を教えてください

自分の持ち味は体の強さだと思うので、真っすぐをもっと磨いて、教えてくださる先輩方がいるので足りない部分をしっかり吸収していけたらなと思います。

――このキャンプへの意気込みをお願いします

このキャンプで春のリーグ戦(東京六大学春季リーグ戦)に向けてアピールしなくてはいけないので、しっかり結果を残しつつ自分を追い込んでいけたらなと思います。

西垣雅矢(スポ2=兵庫・報徳学園)


――昨年に続いての沖縄キャンプだと思いますが、2年目のキャンプはいかがですか

去年は本当に右も左も分からず、とにかく先輩に付いていっていたんですけれども、今年は後輩も入ってきたので、先輩にやってもらったことを自分も後輩にしてあげることを心掛けながら過ごしています。少し、先輩になったなという気持ちがします。

――練習の内容も昨年とは変わってきていますか

ランニングのメニューに関しては、去年と同じくらい強度の高いものをこなしています。

――髙橋広前監督(昭52教卒)もランニングのメニューを大切になさる方でしたが、小宮山悟監督(平2教卒=千葉・芝浦工大柏)の方針も同じものでしょうか

お二人共大切にされているんですけれども、トレーナーの方は変わっていないのでその影響もあるんじゃないですかね。

――少し前にフォームを変えたとおっしゃっていましたが、具体的にはどの部分を変えられたのでしょうか

今までは振りかぶって投げていたのですが、それをセットの位置から投げるようにしています。フォームのブレを少なくするための工夫です。

――フォームのブレが少なくなると

コントロールが良くなると思います。

――この沖縄キャンプでの課題は何になると思われますか

自分の中での目的は、自分をしっかり追い込んでリーグ戦を戦い抜けるような体をつくっていくことだと思うので、目先の試合だけでなく、この先で勝っていけるようになるということです。

――このキャンプでの意気込みをお願いします

まだ前半ですけど、とにかくけががないように過ごすことと自分をしっかり追い込むことができるように頑張ります

中川卓也(スポーツ科学部入学予定=大阪桐蔭)


――この沖縄キャンプはルーキーながら1軍に帯同していますが、手応えはいかがですか

実力で入ったというよりは連れて来てもらっている立場なので、自分は思い切ってやるだけで、良い環境の中でやらせてもらっています。

――このキャンプで個人的に取り組んでいることはありますか

いつもとほとんど変わりはないんですけれども、練習の質を上げていくことと、自分は守備が苦手なので、ノックや実戦の一球を大切にしてやることを意識しています。

――このキャンプでは遊撃手としてのプレーが多いですが、感触はいかがですか

今は真中さん(直樹、教3=埼玉・早大本庄)がけがをしているので入らせてもらっているんですけれども、まだまだ早稲田大学の遊撃手というレベルには達していなくて恥ずかしい思いをしながら守っているので、守ることに関してはレギュラーを取るレベルには到底達していないと思います。

――それでも、きょうの試合では球際の強さが見られた好プレーもありましたが、納得できていないのですか

守備は打撃と違って失敗する確率の方が少ないので、そこは100パーセントを求めないと駄目だと思います。きょうも失策がありましたし、危ないものも何個もあったので、まだまだ自分の実力不足だと思います。

――前回のホンダ鈴鹿戦に続いて、きょうの明治安田生命戦でも社会人投手から2試合連続安打を放ちましたが、調子はいかがですか

(2試合共)途中から出させてもらって、やりやすい環境の中で先輩方も色々サポートしてくれて自分が打席に立たせてもらえているので、本当に思い切って振った結果が良いところに飛んでいるというだけで、特に良くも悪くもないと思います。

――大学から木製バットを使用していますが、適応できていますか

だいぶ慣れてきて、実戦でも合わせにいくということはなく振れているので、木製への対応はできていると思います。

――2試合連続で盗塁を企図していますが、ベンチから指示が出ているのですか

きょうは自分のサインミスで、バスターエンドランだと思ったところがバスターだったので、盗塁のサインが出ていたわけではないです。

――走塁全体への意識はいかがですか

高校時代から走塁は大事だとよく言われているので、引き続き意識を高く持って次の塁を狙ってやっていきたいと思います。

――最後に、東京六大学春季リーグ戦開幕までの意気込みをお願いします

一日一日を大切にして、まずはリーグ戦のメンバーに入れるように、試合に出られるような実力をつけていきたいなと思います。