ジュニア選手権もついに大会最終日。109キロ級に出場した村上堅信(政経1=滑川)はジャークで自己ベストを更新した。大学に入ってから思うように記録を伸ばせなかった村上だが、着実に調子を取り戻しており今後の成長に期待がかかる。

◆3・8~10 第39回全日本ジュニア選手権(スポーツ総合センター)

▼109キロ級

 1位 村上(S130 J161 T291)

※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル

 万全を期して臨んだ。けがを抱えていた村上だが「試合1週間前になって結構休んだら体の調子も整ってきた」。スナッチでは「いつも通りにちゃんとやって軽く取れた」。さらに苦手種目のジャークでも危なげなく3本全て成功。結果は161キロと国体の記録を上回り、自己新記録を見事塗り替えた。トータルでは291キロをマークし優勝。大学で全国大会初優勝を勝ち取ったこともあり、プラット上では歓喜の声を上げた。

 課題に面と向き合った。去年12月のインカレでは「練習面、生活面共にチームの絆が足りない」(古山翔太・政経3=金足農)。新主将・古山率いる新たなチームが始動し「非常にいい雰囲気で練習している」(本多達雄監督)。練習の成果は徐々に表れている。67キロ級に出場した志村優人(政経1=埼玉栄)はトータルで自己ベストを12キロ更新。さらに、試合2週間前までは振るわなかった89キロ級の扇本崇聖(政経2=名城大付)も本番ではスナッチで自己ベスト。これからチームの一翼を担う1、2年生おのおのの活躍が光る大会となった。

 それでも目標達成への道は長い。今年目指すのはインカレで3位以内。現状のチーム力ではまだ足りないものの「記録の向上は望める」(本多監督)。再び強豪・明治と呼ばれるためにさらなる高みに挑む。

[内田朝]

試合後のコメント

村上

――今の率直な気持ちをお聞かせください。

「大学に来て、全国大会出て初めて優勝したので、すごく嬉しいです」

――新体制はどうですか。

「すごい個人個人を見てくださるようになって、個々の力がすごい上がってきていますし、自分も結構見ていただいたおかげで、力が発揮できました」

本多監督

――村上の1位についてどう思われますか。

「高校時代は強かったんですけどね。大学入ってから低迷してて、やっと練習でもきちっとしてきて体も締まってきたかなと。これから2年生になって、生活にも余裕が出てくるだろうし、今後は2年、3年と記録も相当伸びてくるだろうし。期待していますよ」

――今後の目標について

「全体でなんとか3番内に入ればいいんですけどね。今は非常にいい雰囲気で練習しているので、長々頑張って欲しいですね。そういう意味ではますます記録の向上っていうのは望めると思うから、なんとか3位以内目指して頑張りたいです」