錦織 ダブルスで初戦敗退。ダニエル太郎は世界45位に敗れ、2回戦進出ならず

■「ATP1000 インディアンウェルズ」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月7～17日／ハードコート）

現地8日の大会2日目、男子シングルス1回戦。世界71位のダニエル太郎（日本／エイブル）が世界45位ドゥサン・ラヨビッチ（セルビア）と対戦。6(6)-7、4-6で敗れ初戦突破はならなかった。

ダニエル太郎は同大会には2年連続4度目の出場。前年は予選を勝ち上がると、その後の2回戦ではノバク・ジョコビッチ（セルビア）を破り、3回戦進出を果たしていた。

ラヨビッチとの対戦の第1セットでは、ダニエル太郎は2度のブレークを奪うと、ゲームカウント5-3とリードを広げた。セット獲得のチャンスを握るも、結果的にはストレートで敗れた。

残念ながら前週の「ATP250 サンパウロ」に続き、初戦敗退となったダニエル太郎。今後のプレーにも注目が集まる。

このほか、シングルスでは元世界3位スタン・ワウリンカ（スイス）が予選勝者の世界100位ダニエル・エバンズ（イギリス）に6(4)-7、6-3、6-3でフルセット勝利。

世界52位アドリアン・マナリノ（フランス）は、世界84位テニス・サングレン（アメリカ）を6-2、6(5)-7、6-1で破り、第6シードの錦織圭（日本／日清食品）が待つ2回戦へ進出した。

そして男子ダブルス1回戦。錦織が、ダブルス世界28位のマッシモ・ゴンサレス（アルゼンチン）とペアを組んで、第7シードのレイブン・クラーセン（南アフリカ）／マイケル・ビーナス（ニュージーランド）と対戦。3-6、5-7で敗れ、2回戦進出はならなかった。

ダブルスでは残念ながら1回戦敗退となった錦織だが、シングルスではどのような活躍を見せるか注目だ。

■「BNPパリバ・オープン」（アメリカ・インディアンウェルズ／3月6～17日／ハードコート）

大会3日目の女子シングルス2回戦。第2シードのシモナ・ハレプ（ルーマニア）が世界50位バーボラ・ストリコバ（チェコ）と対戦し、6-2、6-4のストレートで勝利した。

このほか、第10シードのセレナ・ウイリアムズ（アメリカ）が元世界1位のビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）に7-5、6-3で勝利。2016年の同大会決勝で敗れていたセレナだが、今回その雪辱を果たした。

母親プレーヤーとして活躍するセレナとアザレンカは、同大会で過去2度優勝。これは現役選手ではマリア・シャラポワ（ロシア）と並び最多優勝となっている。

女子ダブルス1回戦では、加藤未唯（日本／ザイマックス）／二宮真琴（日本／橋本総業ホールディングス）がラケル・アタウォ（アメリカ）／カタリナ・スレボトニク（スロベニア）に3-6、1-6で敗れた。

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【3月8日 主な試合結果】

◆「ATP1000 インディアンウェルズ」

男子シングルス1回戦

〇スタン・ワウリンカ（スイス）6(4)-7、6-3、6-3 ●[Q]ダニエル・エバンズ（イギリス）

〇ドゥサン・ラヨビッチ（セルビア）7-6(6)、6-4 ●ダニエル太郎（日本／エイブル）

〇[WC]ジャレッド・ドナルドソン（アメリカ）6-3、7-5 ●[Q]伊藤竜馬（日本／北日本物産）

〇アドリアン・マナリノ（フランス）6-2、6(5)-7、6-1 ●テニス・サングレン（アメリカ）

男子ダブルス1回戦

〇[7]レイブン・クラーセン（南アフリカ）／マイケル・ビーナス（ニュージーランド）6-3、7-5 ●マッシモ・ゴンサレス（アルゼンチン）／錦織圭（日本／日清食品）

〇マクラクラン勉（日本）／ヤン レナード・ストルフ（ドイツ）7-5、6-3 ●ラジーブ・ラム（アメリカ）／ジョー・ソールズベリー（イギリス）

◆「BNPパリバ・オープン」

女子シングルス2回戦

〇[2]シモナ・ハレプ（ルーマニア）6-2、6-4 ●バーボラ・ストリコバ（チェコ）

〇[10]セレナ・ウイリアムズ（アメリカ）7-5、6-3 ●ビクトリア・アザレンカ（ベラルーシ）

〇[Q]シュテファニー・フェーゲレ（スイス）6-3、6-0 ●[4]スローン・スティーブンス（アメリカ）

女子ダブルス1回戦

〇ラケル・アタウォ（アメリカ）／カタリナ・スレボトニク（スロベニア）6-3、6-1 ●加藤未唯（日本／ザイマックス）／二宮真琴（日本／橋本総業ホールディングス）

〇[8]チャン・ハオチン（台湾）／チャン・ラティーシャ（台湾）6-2、6-3 ●青山修子（日本／近藤乳業）／リジア・マロザワ（ベラルーシ）

（テニスデイリー編集部）

※写真は「ATP1000 インディアンウェルズ」での錦織（右）

(Photo by John Cordes/Icon Sportswire via Getty Images)