写真:作馬六郎(左)、森薗美月/提供:Nittaku(日本卓球株式会社)卓球ファンでなくとも見聞きしたことがある人は多いだろう、福原愛の必殺技「王子サーブ」。しゃがみ込んで強烈な回転をかける個性的なサーブは、中国選手をも震え上がらせた。「王…

写真:作馬六郎(左)、森薗美月/提供:Nittaku(日本卓球株式会社)

卓球ファンでなくとも見聞きしたことがある人は多いだろう、福原愛の必殺技「王子サーブ」。しゃがみ込んで強烈な回転をかける個性的なサーブは、中国選手をも震え上がらせた。

「王子サーブ」には生みの親がおり、その名は作馬六郎。なんと関西の八百屋の店主だった。八百屋のかたわら運営していた「王子卓球センター」が、サーブ名の由来である。

そんな卓球界の「異才」作馬六郎が、6日ニッタク本社に、愛弟子の森薗美月とともに登場した。

作馬六郎と森薗美月 ラケットめぐり笑い誘う

作馬氏は、自身がニッタクと開発したラケットを紹介。関西らしい気さくな語り口で、終始笑いの絶えない和やかなお披露目となった。

全日本卓球選手権カデット(中1以下)優勝、全日本社会人卓球選手権シングルス優勝と、卓球一筋の森薗美月が、作馬氏とのエピソードを披露。「このラケット使わんなら来んでええで、と言われた(笑)」と笑いを取る一幕もあった。

作馬氏は、「小さい子や、いつもベスト8ベスト16あたりをウロウロしている子たちにこそ、強くなって優勝してほしい」と、次世代の卓球プレーヤー達にエールを送った。




写真:作馬六郎/提供:Nittaku(日本卓球株式会社)

参加者の目の前で、森薗がプレー披露

講演後は、そのラケットを使って森薗がプレーを披露。数メートルという至近距離で見る迫力あるプレーに会場が湧いた。さらには、参加者と森薗がラリーするという、ファン大興奮のサービスも。




写真:森薗美月/提供:Nittaku(日本卓球株式会社)

最後は参加者ひとりひとりと写真撮影。作馬六郎と森薗美月の、実力に裏打ちされた気さくな人柄に、参加者たちは大満足の1日となった。

文:大塚沙央里(ラリーズ編集部)

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