東日本大震災を風化させず、次の世代のために前進

週明けの月曜は、東日本大震災から8年目の3.11となる。

仙台89ERSは、震災を経験したクラブとして「大震災を経験した人々が持つ、助け合い、チームワークのスピリッツをバスケットボールで表現し、日本中、そして世界に発信する」を、クラブの理念の一つに掲げている。

9日(土)と10日(日)にホームに迎えるのは、奇しくも同じく被災地のチームである福島ファイヤーボンズ。昨シーズンも3月10日と11日に両チームのカードが組まれ、3.11を忘れないための、宮城と福島のチームの対戦が実現した。

今回、仙台89ERSはこの週末の対戦を『ナイナーズ絆デー』と銘打た。被災地をホームタウンとする仙台と福島の両チームが、東日本大震災を風化させず、次の世代のために前進していく、という意味が込められている。両日ともにティップオフセレモニーの前には黙祷が行われ、震災当時のナイナーズの様子や今の想いをまとめた映像が流される。

また、3.11当日には仙台89ERSの選手とスタッフが荒浜小学校を訪れる。仙台市沿岸部でも特に津波の被害が大きかった仙台市若林区荒浜地区は、災害危険区域に指定されて現在も住むことができない。震災遺構として一般公開されている荒浜小学校で行われる、『HOPE FOR project』主催の慰霊祭にチームも参加。震災の起きた時間である14時46分に黙祷を捧げる。また、花の種をつけた風船を来場者とともに空に飛ばし、慰霊と追悼、そして復興を祈る。

被災地のクラブとしての理念を全うしようとする、仙台と福島の両クラブの取り組みを応援したい。