「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準決勝で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第6シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦。6-2、6-2のスト…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準決勝で第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第6シードのボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦。6-2、6-2のストレートでフェデラーが勝利し、決勝進出を果たした。試合時間は1時間7分。

両者は過去に4回対戦しており、2勝2敗のイーブン。しかし昨年6月の「ATP500 ハレ」決勝、10月「ATP1000 上海」準決勝と2連敗中だった。今回の勝利で連敗を止め、対チョリッチ戦での勝ち越しを決めた。

第1セットはフェデラーが圧倒した。第3ゲーム、第5ゲームでブレークすると、第7ゲームで2本のセットポイントを握った。ここはチョリッチにしのがれるも、続く第8ゲームを危なげなくキープし、チョリッチに1本もブレークポイントを握られることなく第1セットを6-2で先取した。

第2セットになってもフェデラーの勢いは止まらなかった。第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第7ゲームでもブレークしてゲームカウント5-2とすると、続く第8ゲームをラブゲームでキープし、第2セットを6-2で連取して勝利を決め、同大会10度目となる決勝進出を決めた。

勝利したフェデラーは決勝で第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスはガエル・モンフィス(フランス)を破っての勝ち上がり。

フェデラーはこれまで通算99個のタイトルを獲得しており、歴代2位。決勝で勝利すると通算100個目のタイトル獲得という大台に乗る。ちなみに歴代1位はジミー・コナーズ(アメリカ)の109個。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ドバイ」でのフェデラー

(Photo by Francois Nel/Getty Images)