キャブズ時代を例に出し、勝負はプレーオフという考え

スランプから抜け出せずにいるセルティックスにおいて、カイリー・アービングは現状を不安視していない数少ない選手だ。2月27日に、ホームでトレイルブレイザーズに92-97で敗れて4連敗を喫した後も、「十分なプレーではなかった」と、淡々と試合を振り返った。

周囲は歯車が噛み合っていない現状を心配しているが、アービングはそうした意見を一笑に付した。

「この時期に順位を気にしたって仕方がない。もう終盤だから、きっと自分たちは(東カンファレンス)4位か5位じゃないかな。1位と2位、もしくは3位まではほぼ確定しているよ。だからプレーするしかないんだ」

アービングが言うように、レギュラーシーズンの順位が良くても、肝心のプレーオフで負ければ何の意味もない。2017年まで所属したキャバリアーズでは、カンファレンス首位でなくともNBAファイナルに勝ち進んだ。その経験があるからこそ、彼は現状を楽観視できているのだろう。実際、ブレイザーズ戦後も2017年のキャブズを引き合いに出し、「当時も多くの試合で負けたけれど、東を制した」とコメント。そして、「あるべき形でプレーができれば、東のチームで自分たちと高いレベルで競い合えるチームはいないと思っている」と、強気な発言を続けた。

カンファレンス6位のネッツとはまだ5.5ゲーム差のため、今の連敗が長く続かない限り、5位を明け渡すことはないだろう。あとは、アービングの余裕が悪い方向に転じないことを祈るしかない。