クロアチア・ウマグで開催されている「クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/7月18~23日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)で、カルロス・ベロック(アルゼンチン)が第3シードのジェレミー・シャルディ(フランス)を6-…

 クロアチア・ウマグで開催されている「クロアチア・オープン・ウマグ」(ATP250/7月18~23日/賞金総額46万3520ユーロ/クレーコート)で、カルロス・ベロック(アルゼンチン)が第3シードのジェレミー・シャルディ(フランス)を6-4 6-2で下し、準決勝に駒を進めた。

 ベロックは2007、2011、2012年と、ここウマグの準々決勝で3度敗れた過去を持っていた。

 準々決勝の壁を破ったベロックは次にアンドレイ・マルティン(スロバキア)と対戦する。マルティンは準々決勝で第2シードのジョアン・ソウザ(ポルトガル)を6-3 4-6 6-2で倒す番狂わせを演じて勝ち上がった。昨年準優勝しているソウザは13本のブレークポイントを握りながら、そのうち2本しかものにすることができなかった。  第4シードのファビオ・フォニーニ(イタリア)は勝ち残っている中で唯一のシード選手だ。2013年大会の準優勝者である彼は、準々決勝でダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)に4-6 6-1 6-1で逆転勝ちした。

 フォニーニは準決勝でガスタン・エリアス(ポルトガル)と対戦する。エリアスは準々決勝で第6シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-4 6-4で下した。  2回戦で第1シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)を倒して勝ち上がったエリアスは、準々決勝のカレーニョ ブスタ戦では、ベースラインから堅実なプレーをし、5-1から、そして5-3から、2度のサービスをキープすれば決まりという状況に立ったが、どちらもカレーニョ ブスタにブレークバックを許してしまう。しかし第10ゲームでふたたびブレークして、結局ストレートで勝利をつかんだ。(C)AP