「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界65位ブノワ・ペール(フラ…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界65位ブノワ・ペール(フランス)と対戦。6-4、6-3で錦織が勝利し、2回戦へ進出した。試合時間は1時間21分。

ATP(男子プロテニス協会)によると、錦織は試合後に「ブノワとのプレーは決して簡単ではない。良いサーブとバックハンドを持っている」「今日の試合のカギは第1セット2-1でのとても長かったゲームだと思う。あのゲームを取れてより自信が持てた。もしブレークバックされていたら、なんでも起こりえた。良い試合だった」と話している。

錦織が話したのは、第3ゲームで先にブレークした直後の第4ゲームのこと。このゲームでは0-30とポイントリードされ、ブレークポイントを握られた。なんとか追いつくも、そこから長いデュースの攻防に。このゲームだけで14分かかり、7本のブレークポイントを握られたが、全てしのいでペールに勢いを取り戻させなかった。

ペールはこれで気持ちが切れ始めたのか、それ以降はチャンスを作れず。錦織もなかなかチャンスは作れなかったが、ペールのミスでブレークを重ねた。

勝利した錦織は、2回戦で世界77位のホベルト・ホルカシュ(ポーランド)と対戦する。ホルカシュは世界143位のコランタン・ムーテ(フランス)を破っての勝ち上がり。

錦織の2回戦は、日本時間27日19時頃開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)