「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界65位ブノワ・ペール(フラ…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界65位ブノワ・ペール(フランス)と対戦。第1セットは6-4で錦織が先取した。

両者は過去に7回対戦しており、錦織の5勝2敗。今大会は初出場となる錦織は、同じく初出場となったオランダの「ATP500 ロッテルダム」ではベスト4の結果を残している。「間違いなく厳しい試合になると思います」と語っていた錦織だが、難敵ペールを破り、2回戦進出を果たせるのか期待がかかる。

第1セットはペールのサービスゲームから始まった。第2ゲームで30-40とピンチを迎えた錦織だが、ここはしのいでキープ。続く第3ゲームで錦織がブレークポイントを握ると、ペールがダブルフォルトをし、錦織が1ブレークアップとなった。

第4ゲームで再びブレークポイントを握られた錦織。お互いに粘りのプレーを見せるが、錦織が7本のブレークポイントをしのいでこのゲームをキープし、リードを保った。

そこからお互いにキープを続けていく。第7ゲームを終えたところで錦織は右手首にテーピングを施した。試合開始前に一度テーピングをしていたのだが、しっくりこなかったのか、もう一度上から巻き直しているようだ。

そしてゲームカウント5-4で迎えた第10ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セットに。0-30とポイント先行されるも錦織がキープし、第1セットを先取した。

錦織はフォアハンドのアンフォーストエラーが11本と多く、第2セットで修正できるか注目だ。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)