「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第8シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がリカルダス・ベランキ…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の大会2日目、男子シングルス1回戦で第8シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がリカルダス・ベランキス(リトアニア)と対戦。3-6、3-6でメドベージェフが敗れ、1回戦敗退となった。試合時間は1時間27分。

両者は昨年の「ATP250 モスクワ」で1度対戦しており、そのときはメドベージェフがフルセットで勝利していたが、今回はストレートでベランキスに屈した。

勝利したベランキスは、現在対戦中のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)とデニス・クドラ(アメリカ)の勝者と2回戦で対戦する。

第1セット、ミスが多くショットの安定しないメドベージェフは第1ゲームでブレークを喫してしまう。その後もベランキスにブレークポイントを幾度も握られた。なんとかしのいでいたものの、第9ゲームでもブレークを許し、3-6で第1セットを落とした。

第2セットになって少し復調を見せたメドベージェフ。第1ゲーム、第3ゲームでブレークポイントを握ったが、ベランキスにしのがれる。それどころかベランキスに第4ゲームでブレークされると、第6ゲームでもブレークを許し、一気に差を広げられてしまった。第7ゲームでようやくブレークを1つ返すが、3-6で第2セットを落として1回戦敗退となった。

第1セットではイライラしてラケットを地面に叩きつけたり、審判に詰め寄ったりする場面も見られたメドベージェフ。集中力をずっと維持していたベランキスを破ることはできなかった。

また、メドベージェフにとっては、予選出場も含めると昨年6月の「ATP250 イーストボーン」以来約8か月ぶりの初戦敗退となった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのメドベージェフ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)