世界6位の錦織圭(日本/日清食品)が、現地26日に「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の1回戦に臨む。■「ATP500 ドバイ」とは正式には「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」と呼ば…

世界6位の錦織圭(日本/日清食品)が、現地26日に「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)の1回戦に臨む。

■「ATP500 ドバイ」とは

正式には「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」と呼ばれており、男子大会は1993年から開催されている。前週には2001年から始まった女子の大会が開催され、今年はノーシードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)が優勝。第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第2シードのペトラ・クビトバ(チェコ)など、シード勢を次々と撃破してのタイトル獲得だった。

ドバイには「世界一高いビル」バージュ・カリファ、「世界一の高さの噴水のショー」のあるドバイ・ファウンテン、「世界最大のショッピングモール」のドバイ・モールがある。同大会はそれらの観光スポットや、ドバイ国際空港から程近くにあるドバイ・デューティフリー・テニススタジアムで開催されるため、観光客も参加しやすい。

■ロジャー・フェデラー(スイス)が過去7回優勝

今大会は、フェデラーが通算100個目のタイトル獲得なるかが注目されている。フェデラーはこの大会で過去7回優勝と相性が良く、2年ぶりの出場で2015年以来の優勝を目指す。

■錦織は初出場

錦織にとって今大会は初出場となる。近年2月は北米や南米の大会に出場していたが、今年は方針転換し、ヨーロッパ方面へ渡った。同じく初出場となったオランダの「ATP500 ロッテルダム」でもベスト4と好調を維持しており、約3年半ぶりのATP500大会の制覇を目指す。

その錦織は1回戦でブノワ・ペール(フランス)と対戦する。ペールとは過去5勝2敗で、2018年は「全仏オープン」と「楽天ジャパンオープン」で対戦し、どちらも錦織が勝利を収めている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)