「ATP250 マルセイユ」(フランス・マルセイユ/2月18~24日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第3シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を7-6(1)、6-2のスト…

「ATP250 マルセイユ」(フランス・マルセイユ/2月18~24日/室内ハードコート)の大会6日目、男子シングルス準決勝で第1シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が第3シードのダビド・ゴファン(ベルギー)を7-6(1)、6-2のストレートで破り、決勝進出を果たした。試合時間は1時間9分。

両者の過去の対戦成績は2勝2敗。世界12位のチチパスが世界24位のゴファンを圧倒し、勝利を決めた。

勝利したチチパスは、決勝でミカエル・ククシュキン(カザフスタン)と対戦する。ククシュキンはユーゴ・アンベール(フランス)を破っての勝ち上がり。

第1セットは序盤からお互いにサービスキープの展開が続いた。そして第11ゲームで先にゴファンにブレークされるも、すぐさまチチパスがブレークバックし、タイブレークに突入した。タイブレークではお互いに1ポイントずつ取ったところでチチパスがミニブレークに成功。そしてそこから5ポイントを連取して7-6(1)で第1セットを先取した。

続く第2セットでは、第1ゲームでチチパスがいきなりのブレークに成功すると、第3ゲームをラブゲームでブレークし、一気に3ゲームを連取してリードを広げた。その後もゴファンにチャンスを与えず、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームもラブゲームでキープ。6-2で第2セットを連取して勝利を決めた。

この試合でチチパスはファーストサーブで得たポイントの確率が93%、セカンドサーブで得たポイントの確率が62%と、ゴファンの66%、39%を大きく上回っていた。

決勝で対戦するククシュキンとのツアーでの対戦成績はチチパスの1勝0敗。昨年の「ATP500 ドバイ」でフルセットの末に勝利している。また参考として、昨年の「ATP1000 ローマ」の予選でも対戦しており、このときもチチパスが勝利している。

両者とも、これまでに獲得しているツアータイトルは1つ。2つめとなるツアータイトルを手中に収めるのはチチパスか、それともククシュキンか。注目の決勝は日本時間の24日22時に開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのチチパス

(Photo by Julian Finney/Getty Images)