アメリカ・カリフォルニア州スタンフォードで開催されている「バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック」(WTAプレミア/7月18~24日/賞金総額75万3000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、第2シードのドミニカ・チブルコバ(スロ…

 アメリカ・カリフォルニア州スタンフォードで開催されている「バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック」(WTAプレミア/7月18~24日/賞金総額75万3000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、第2シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)がユルスラ・ラドバンスカ(ポーランド)を7-6(3) 6-3で下し、準々決勝に進出した。

 2013年大会で優勝しているチブルコバは、第1セットで5-2とリードしたが、ラドバンスカに5-5と追いつかれタイブレークに突入。しかしチブルコバは、タイブレークでは常に主導権を握り、第2セットも問題なく進めてストレートで勝利を収めた。1回戦がBYE(免除)だったため、チブルコバにとってはこれが今週の初試合。彼女は金曜日に行われる準々決勝で第5シードの土居美咲(ミキハウス)と対戦する。

 第4シードのココ・バンダウェイ(アメリカ)はニコール・ギブズ(アメリカ)に対して、第1セットを落としながらも逆転して2-6 6-4 6-2で勝利。ギブズは第1セットの最初の3ゲームを連取して軽快に飛ばしていたが、その後、バンダウェイが第2セットで初のブレークを果たして5-4とリードすると、次をキープ。その勢いに乗って、第3セットは最初の3ゲームを連取して、そのまま勝利へ突き進んだ。

 バンダウェイは準々決勝でアリソン・リスク(アメリカ)と対戦する。リスクは予選を勝ち上がったアナ・ボグダン(ルーマニア)に3-6 6-2 6-4と、第1セットを落としたあとに挽回勝ちした。

 「キキ」の愛称で呼ばれるキャサリン・ベリス(アメリカ)は、予選勝者のサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)を4-6 6-4 6-3で倒し、金曜日の準々決勝で第1シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦することになった。ワイルドカード(主催者推薦)で出場している17歳のベリスは、第3セットの第7、第9ゲームでヴィッカリーのサービスをブレークして勝利をつかんだ。(C)AP