世界ランキング6位の錦織圭(日本/日清食品)が出場予定の次大会「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)。そのドローが発表され、錦織は第1シードに入った。前週のロッテルダムに続き、「ATP500…

世界ランキング6位の錦織圭(日本/日清食品)が出場予定の次大会「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月25日~3月2日/ハードコート)。そのドローが発表され、錦織は第1シードに入った。

前週のロッテルダムに続き、「ATP500 ドバイ」も今回が初出場となる錦織。2大会連続の第1シードで迎える1回戦は、世界59位ブノワ・ペール(フランス)と対戦する。

錦織はペールに過去5勝2敗。2018年は「全仏オープン」と「楽天ジャパンオープン」で対戦し、どちらも錦織が勝利を収めた。

相手ペールはトリッキーなプレーで難敵とされる一方、良いときと悪いときの波も激しく地元フランスでも「変わり者」とされている。2018年の「ATP500 ワシントンD.C.」では試合終盤に癇癪を起こして何度もラケットを打ちつけたり投げたりした上、最後にはボールを返そうともせず観客のブーイングを浴びたこともあった。

錦織は「ATP500 ロッテルダム」初出場でベスト4の成績を残し、2018年後半から好調を維持し続けている。今大会でも第1シードとして、勝利を重ねることに期待したい。

なお、錦織や他のシード選手が順当に勝ち上がった場合、準々決勝で世界12位のステファノス・チチパス(ギリシャ)、準決勝で世界10位のマリン・チリッチ(クロアチア)、決勝で世界7位のロジャー・フェデラー(スイス)と対戦する可能性がある。

また錦織は自身と他の選手の成績次第で、今大会後に世界5位に浮上する可能性があり、そこにも注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)