写真:水谷隼(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 2月23日(土) アリーナ立川立飛>23日19:00より、ノジマTリーグの木下マイスター東京(以下、KM東京)と岡山リベッツ(以下、岡山)の対…

写真:水谷隼(木下マイスター東京)/撮影:ラリーズ編集部

<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 2月23日(土) アリーナ立川立飛>

23日19:00より、ノジマTリーグの木下マイスター東京(以下、KM東京)と岡山リベッツ(以下、岡山)の対戦が、アリーナ立川立飛にて行われる。勝点40で2位のKM東京と、勝点41で首位の岡山が対戦するまさに天王山のカードだ。KM東京は勝てばレギュラーシーズン逆転首位が決定する。岡山は今季レギュラーシーズン最終戦のため、負ければその時点で順位を逆転され、2位転落となる。過去の対戦成績は3勝3敗と、まさに互角の戦いである。この試合の見どころを解説する。

KM東京 vs 岡山 前回の対戦

KM東京と岡山は前回、2月16日に岡山市(岡山武道館)で対戦しており、その際はマッチカウント4-0で岡山が勝利を収めている。上田仁(岡山)と森薗政崇(岡山)のダブルスが、Tリーグ個人ダブルスランキング1位の意地を発揮し先勝した。その後は流れに乗った岡山が全試合ストレート勝ちでのシングルス3連勝。岡山が勝利を収めている。

前回のスコア 岡山 4-0 KM東京
○上田仁/森薗政崇 2-1 張本智和/田添健汰
11-5/10-12/11-7

○イサンス 3-0 侯英超
11-8/11-8/11-8

○林昀儒 3-0 張本智和
11-7/11-6/12-10

○吉村和弘 3-0 大島祐哉
11-7/11-8/11-9

2/23 KM東京 vs 岡山 ベンチ入り選手の紹介

※2/22時点の発表。()内はTリーグランク
■KM東京
水谷 隼(S)
田添 健汰(AA)
松平 健太(S)
張本 智和(S)
大島 祐哉(AAA)
侯 英超(A)

KM東京は、水谷隼が戦列に復帰。チームの戦力的にも精神的にも心強い存在だ。勝負どころのダブルスは水谷・大島ペアか。ここ一番での張本智和、侯英超の復調如何にも注目だ。

■岡山
上田 仁(AA)
森薗 政崇(AA)
吉村 和弘(AA)
林 昀儒(AA)
三部 航平(A)
イム ジョンフン(AAA)

対する岡山は、ベンチ入りメンバーを前回対戦から3人変える構成だ。上田仁・森薗政崇の鉄壁ダブルス、シングルス6連勝中(延長戦含む)の吉村和弘が中心になる布陣。林、イムの外国人左腕も控えており、盤石の体制か。

2/23 KM東京 vs 岡山 見どころの詳細

KM東京は、2/16の岡山戦でまさかのストレート負け、さらに2/18の琉球戦でもストレート負けで連敗を喫しており、流れとしては最悪の状態での天王山決戦である。マッチでいうと11日の琉球戦の第4マッチから、9マッチ連続で勝ち星なしの状態が続いている。この状態で戦線復帰した水谷隼(KM東京)の重圧は計り知れない。どんな形でもいいので、まずは久々の白星を早めに掴んで流れを引き寄せたい。

対する岡山は、リーグ戦後半はまさに昇り竜。最高の形で天王山を迎える。現在チームは5連勝中、ダブルス個人ランキング1位2位の上田仁(岡山)・森薗政崇(岡山)はもちろん、どの選手もシングルスで粘り強く戦い隙がない。ベンチ入りメンバーが大幅に変わったことで、前回のストレート勝ちを意識しすぎず、新鮮な気持ちで試合に臨めるだろう。

KM東京にとっては、勝てば首位を確定させることができる。逆に岡山は負ければ2位転落と、とにかく勝たなければならない状況だ。激戦が予想されるKM東京対岡山による首位攻防戦をぜひ目の当たりにしよう。


文:ラリーズ編集部