写真:ソヒョウォン(トップ名古屋)/撮影:ラリーズ編集部<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 2月21日(木) 岸和田市総合体育館>21日、ノジマTリーグの日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)とトップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古…

写真:ソヒョウォン(トップ名古屋)/撮影:ラリーズ編集部

<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 2月21日(木) 岸和田市総合体育館>
21日、ノジマTリーグの日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)とトップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古屋)の対戦が、岸和田市総合体育館にて19:00より行われる。勝点39で2位の日本生命と、勝点15で最下位の名古屋という注目カードだ。日本生命はすでにプレーオフ進出も2位も確定しており、プレーオフに向けての調整を実戦で進めたい。対する名古屋は昨日3位のニッペMに勝利したことで最下位脱出の希望が見えてきた。ニッペMとの最後の直接対決に向けて、死に物狂いで勝点差を縮めたい。名古屋が上位相手に番狂わせを起こすか注目の一戦だ。過去の対戦成績は日本生命の4勝1敗となっている。この試合の見どころを解説する。

日本生命 vs 名古屋 前回の対戦

日本生命と名古屋は前回、2月10日に名古屋市(武田テバオーシャンアリーナ)で対戦しており、その際はマッチカウント1-3で日本生命が勝利を収めている。まず常晨晨(日本生命)と蒋慧(日本生命)が要所を締めてダブルスで接戦を制する。その後のシングルスでも陳思羽(日本生命)、平野美宇(日本生命)が連勝し3連勝で日本生命が勝利を決めた。

前回のスコア 名古屋 1-3 日本生命
鈴木李茄/安藤みなみ 1-2 常晨晨/蒋慧○
9-11/11-4/10-12

呉穎嵐 1-3 陳思羽○
9-11/10-12/12-10/8-11

ソヒョウォン 1-3 平野美宇○
5-11/3-11/14-12/8-11

○安藤みなみ 3-1 森さくら
7-11/12-10/11-6/11-9

2/21 日本生命 vs 名古屋 ベンチ入り選手の紹介

※2/20時点の発表。()内はTリーグランク
■日本生命
陳 思羽(S)
森 さくら(AAA)
前田 美優(AA)
常 晨晨(A)
蒋 慧(A)

日本生命はシングルスのチーム内勝ち星上位2名である平野美宇と早田ひながベンチ外。ベンチ入りメンバーは力を発揮してアピールするチャンスだ。常晨晨・蒋慧の不動のダブルスペアと前回Tリーグ初勝利を挙げた陳思羽を中心に勝ち星を稼ぎたい。

■名古屋
エリザベタ サマラ(AAA)
森薗 美咲(AA)
鈴木 李茄(AA)
ハン イン(S)
ソ ヒョウォン(AAA)
安藤 みなみ(AA)

対する名古屋は昨日ニッペMに勝利したメンバーで引き続き臨む。エリザベタサマラは昨日の試合で約4ヶ月ぶりの勝利。接戦を制したことで今後起用しやすくなるだろう。

シングルスでは引き続きソヒョウォン、ハンインの起用も可能性が高そうだ。

2/21 日本生命 vs 名古屋 見どころの詳細

日本生命は常晨晨(日本生命)と蒋慧(日本生命)のペアで、下剋上の隙を与えず勝利と行きたい。前田美優、森さくらを何番で起用するかも気になるところだ。今回は勝利を計算しづらい難しい戦いになるのは間違いない。

対する名古屋にとっては明るい材料が揃った試合になる。まず、相手ベンチに平野美宇と早田ひなが入っていないことによって、シングルス勝利の可能性は高まる。ダブルスでは鈴木李茄・安藤みなみペアは昨日勝利したことによって勢いに乗りたい。前回対戦でも常晨晨・蒋慧ペアと接戦を見せた。流れ一つで勝敗は変わる。

また名古屋には個性あふれるプレーヤーが揃う。安藤がバック側の異質ラバーで嫌らしいナックルボールを繰り出せば、ハンインとソヒョウォンは切れ味鋭いカットで相手のミスを誘う。まさに「魔球使い」の選手たちが勝負のカギを握る。

日本生命は主力不在の状況で層の厚さを見せつけたいところ。名古屋は昨日の勝利の流れに乗り、さらに相手のベンチ状況を追い風にできるか。名古屋の最下位脱出チャレンジに注目だ。日本生命対名古屋の試合をぜひ目の当たりにしよう。

文:ラリーズ編集部