「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」（アラブ首長国連邦・ドバイ／2月17～23日／ハードコート）の大会3日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界67位クリスティーナ・ムラデノビッチ（フランス）と対戦。…

「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」（アラブ首長国連邦・ドバイ／2月17～23日／ハードコート）の大会3日目、女子シングルス2回戦で第1シードの大坂なおみ（日本／日清食品）が世界67位クリスティーナ・ムラデノビッチ（フランス）と対戦。3-6、3-6のストレートで大坂が敗れ、自身の初戦である2回戦で敗退となった。

勝利したムラデノビッチは、3回戦でカルラ・スアレス ナバロ（スペイン）と対戦する。スアレス ナバロはジャン・シューアイ（中国）を破っての勝ち上がり。

第2セットはムラデノビッチのサービスゲームから。第1セットを落とした大坂はなんとかこのセットで先行したいところだが、第1ゲームをラブゲームでキープされると、第2ゲームで0-40とされる。なんとか1本はしのぐが、ブレークを喫してしまい、1ブレークダウンとされた。しかし大坂は続く第3ゲームでラブゲームでのブレークバックに成功する。

さらにここからも、お互いにブレークが続く。ムラデノビッチにブレークを許し、リードされそうになるもすぐさまブレークバック、という流れが第8ゲームまで続いた。

そしてゲームカウント3-5で迎えた第9ゲームが、ムラデノビッチのサービング・フォー・ザ・マッチとなった。これまでの流れのようにブレークしたい大坂だが、ここを決めきることができずに第2セットを3-6で落とし、2回戦敗退となった。

世界1位として初めて挑んだ今大会では初戦を飾ることができず、幸先の良いスタートとはならなかった。しかし次戦は、自身ツアー初優勝を飾った「BNPパリバ・オープン」だ。思い出の大会で躍動することに期待したい。

（テニスデイリー編集部）

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by TPN/Getty Images)