37歳のテニス界の生きる伝説、ロジャー・フェデラー(スイス)が、引退を控えたアメリカ人スキーヤーのリンゼイ・ボンを祝福した。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトなどが伝えている。フェデラーは今回、ボンにとってキャリア最後の大会に合わせてビ…

37歳のテニス界の生きる伝説、ロジャー・フェデラー(スイス)が、引退を控えたアメリカ人スキーヤーのリンゼイ・ボンを祝福した。ATP(男子プロテニス協会)公式サイトなどが伝えている。

フェデラーは今回、ボンにとってキャリア最後の大会に合わせてビデオメッセージを送付。節目となる機会に友人を讃えた。

ATPによれば、ボンが引退レースで銅メダルを獲得する滑りを見せた直後に、フェデラーからのメッセージが紹介されたという。

ボンは「ロジャー!本当に!?」と叫んでビデオメッセージにリアクションし、フェデラーが「やぁリンゼイ。僕だよ。今まで君が素晴らしい実績を残してきたことを心から祝ってるよ。僕は君がこの数ヶ月間準備のために全てに一生懸命取り組んできたことを知ってる。君のことを考えてたし、見てたよ」と祝福したという。

加えてフェデラーは「数日前にス―パー大回転で転倒したのも見た。本当に残念だった。僕は子供達とそこに座ってて祈ってたんだ。だから、よくやったってことを伝えたかったんだ。君は誇りだよ」とねぎらった。

一方のボンは、「ウィンブルドンへあなたの良いパフォーマンスを見に行くわ。それに、あなたの子供達と一緒にスキーができるのも楽しみにしてる。最高の旅になるわ。大好きよ。ありがとう」とカメラに向かって話し、フェデラーのメッセージに答えた。

フェデラーとボンは、2014年にスイスのチョコレートブランドであるリンツ・チョコレートのプロモーションで共演し、アルプスの氷河でテニスをしたことがある。

(テニスデイリー編集部)

※写真はフェデラー(Photo by Julian Finney/Getty Images for The Laver Cup)とボン(Photo by Michael Kappeler/picture alliance via Getty Images)