【これだけは読んでもらいたい過去記事ピックアップ】小さくてもやれる!小6で136cmだった大久保嘉人(2014年11月17日配信)http://www.sakaiku.jp/column/hotline/2014/008059.html昨季…

【これだけは読んでもらいたい過去記事ピックアップ】

小さくてもやれる!小6で136cmだった大久保嘉人(2014年11月17日配信)
http://www.sakaiku.jp/column/hotline/2014/008059.html


昨季J1で26得点を挙げ得点王に輝くと、今季も第31節を終えた時点で、現在得点ランキングトップタイの15ゴールと好調を維持しています。6月のワールドカップブラジル大会にも出場した大久保嘉人選手。抜群のスピード、ドリブル、そして天性の得点感覚でゴールを量産するエースは、サッカー観戦についても独特の視点をもっていました。(取材・文/石井宏美)

■見たプレーをプランのひとつとしてインプットしておく

――大久保選手は日ごろからサッカーを観ることはありますか?

テレビはサッカーしか見ないですね。サッカー以外のテレビ番組を一切見ることがないので、自宅のテレビはつねにサッカーの試合中継が入っている感じです。子どもがサッカー以外のテレビ番組を見ようとすると、ぼくがそれを遮ってしまう。だから、子どもたちにはちょっと申し訳ない気持ちもあるんです(笑)。

――以前から意識的にサッカーを観ていたのでしょうか?

じつは若いころはそれほど観なかったです。観るようになったのは、5年ほど前から。それまでは、どちらかと言うと観なかった。観ても途中で寝てしまったり。まともに観ていたのは代表戦やおもしろい対戦カードくらい。サッカーを観るきっかけになったのは、海外移籍です。マジョルカ(スペイン)やヴォルフスブルク(ドイツ)などで一緒にプレーした選手が出ている試合を観た時に、「こいつはこのチームに行ったのか」とか「これぐらいやれているんだな」と思うようになって。それからよく観るようにようになりましたね。

――サッカーを観るようになって、何か変化はありましたか?

特にここに注目して観るという感じではないのですが、その中でも、こういう選手はこういう場面でこういったプレーをするんだなといったように、すごく勉強にはなっていると思います。もちろん、そういったことはテレビに限らず、普段の練習の中にもありますよ。若い選手のプレーを見て「こういうプレーするんだな」と新しい発見があったり、「これ、使ってみよう」と勉強になったり。そういった目は常に持っています。ただ、たとえばボールの持ち方ひとつにしても、選手一人ひとり異なるじゃないですか。そこで「あ、こういう持ち方をすれば取られないんだ」と思ったりはするのですが、だからといって同じことをやってみようとしても、体の柔らかさだったり、それぞれ持っているものが違うからできないんですよ。だから無理に取り入れようとはせず、「こういうプレーもあるんだ」とひとつのプランとして捉えるんです。そのようにひとつのプランとして頭に入っているので、試合中に瞬間的に思い出して、「あ、あれをやってみようかな」と思うことはありますけどね。試合中に同じシチュエーションになって、ボールが自分のところに来たときに、パッと思い浮かんだり。


▼この記事のつづきはサカイクWEBにて公開中‼
http://www.sakaiku.jp/column/hotline/2014/008059.html