■「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)現地の16日。大会6日目の男子シングルス準決勝で、今大会第1シードで世界ランキング7位の錦織圭(日本/日清食品)がワイルドカード(主催者推薦枠)で…

■「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)

現地の16日。大会6日目の男子シングルス準決勝で、今大会第1シードで世界ランキング7位の錦織圭(日本/日清食品)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界68位スタン・ワウリンカ(スイス)に2-6、6-4、4-6で敗れ、残念ながら決勝進出はならなかった。

錦織は2018年10月の「楽天ジャパンオープン」「ATP500 ウィーン」に続き、ATP500レベルでは3大会連続の決勝進出を狙ったが、あと一歩及ばず。

大会公式Twitterによると、錦織は試合後「今日は調子の波があったのは残念でしたが、今週は、全般的に良いテニスができたと思います」と振り返った。

もう一方の準決勝は、世界33位のガエル・モンフィス(フランス)が第5シードの世界16位ダニール・メドベージェフ(ロシア)にフルセット逆転勝利。

両者はメドベージェフが優勝した前週の「ATP250 ソフィア」準決勝でも対戦。今回モンフィスが雪辱を果たした。

■「ATP250 ブエノスアイレス」(アルゼンチン・ブエノスアイレス/2月11~17日/クレーコート)

男子シングルス準決勝、第4シードの世界19位ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が第1シードの世界8位ドミニク・ティーム(オーストリア)をフルセット逆転で撃破。

シュワルツマンは2018年2月に優勝した「ATP500 リオデジャネイロ」以来の決勝進出で、自身3度目のツアータイトルまであと1勝とした。

一方、敗れたティームは同大会3度目の優勝はならず。同大会での連勝記録は11でストップした。

■「カタール・トータル・オープン」(カタール・ドーハ/2月11~16日/ハードコート)

女子シングルス決勝。世界21位エリース・メルテンス(ベルギー)が第1シードの世界3位シモナ・ハレプ(ルーマニア)にフルセット逆転勝利。メルテンスは3度目の対戦にして初めてハレプに勝利し、自身5個目のタイトル獲得を果たした。

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【2月16日 主な試合結果】

◆「ATP500 ロッテルダム」

男子シングルス準決勝

〇[WC]スタン・ワウリンカ(スイス)6-2、4-6、6-4 ●[1]錦織圭(日本/日清食品)

〇ガエル・モンフィス(フランス)4-6、6-3、6-4 ●[5]ダニール・メドベージェフ(ロシア)

◆「ATP250 ブエノスアイレス」

男子シングルス準決勝

〇[4]ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)2-6、6-4、7-6(5) ●[1]ドミニク・ティーム(オーストリア)

〇[3]マルコ・チェッキナート(イタリア)6-4、6-2 ●ギド・ペラ(アルゼンチン)

◆「ATP250 ニューヨーク」(アメリカ・ニューヨーク/2月11~17日/室内ハードコート)

男子シングルス準決勝

〇ライリー・オペルカ(アメリカ)6(8)-7、7-6(14)、7-6(4) ●[1]ジョン・イズナー(アメリカ)

〇[Q]ブレイデン・シュナー(カナダ)7-6(7)、4-6、6-3 ●[6]サム・クエリー(アメリカ)

◆「カタール・トータル・オープン」

女子シングルス決勝

〇エリース・メルテンス(ベルギー)3-6、6-4、6-3 ●[1]シモナ・ハレプ(ルーマニア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」準決勝での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)