22日の埼玉西武戦で今季10勝目に挑むソフトバンク・和田毅。20日、チームが北九州市民球場での連敗を「8」で止めたことが、和田にも大きな刺激になったようだ。■和田「ここまで貯金があるのは打線のおかげ」 22日の埼玉西武戦で今季10勝目に挑む…

22日の埼玉西武戦で今季10勝目に挑むソフトバンク・和田毅。20日、チームが北九州市民球場での連敗を「8」で止めたことが、和田にも大きな刺激になったようだ。

■和田「ここまで貯金があるのは打線のおかげ」

 22日の埼玉西武戦で今季10勝目に挑むソフトバンク・和田毅。20日、チームが北九州市民球場での連敗を「8」で止めたことが、和田にも大きな刺激になったようだ。

「(北九州での一戦は)チーム力で勝った試合。その流れを引き継いでいいピッチングをしたいですね」

 しかし、打線は7月の14試合中5試合で零封負けを喫するなど絶不調。前カードのオリックス戦3試合は6安打、4安打、5安打と低迷が続いている。

「ここまで貯金があるのは打線のおかげだと思うので、こういう時こそ先発陣ががんばらないと。北九州での(中田)賢一のように先発が粘っていけば勝機は見えてくると思います。シーズン後半戦は投手陣のおかげと言われるように、投手陣で引っ張っていきたいですね。そのうち打線が復活したら休ませてもらいますけど(笑)」

 埼玉西武とは復帰初勝利を挙げた4月12日以来の対戦となるが「あの時とは調子も違うでしょうから」と警戒を強める。

「栗山、秋山、浅村と出塁率の高いバッターがいて、その後メヒアにつながる破壊力のある打線。とにかく一人ひとり打ち取っていくだけですね」

 和田自身、9勝目を挙げてからここ2試合足踏みが続いているだけに、後半戦最初の登板ですっきりと2桁勝利を達成したい。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura