「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、6-3、6-2と快勝した錦織圭(日本/日清食品)。ベスト4進出を果たすとともに、18日発表予定の最新世界ランキングで、6位…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)男子シングルス準々決勝で、6-3、6-2と快勝した錦織圭(日本/日清食品)。ベスト4進出を果たすとともに、18日発表予定の最新世界ランキングで、6位に浮上することが確定した。

そんな錦織の次戦の相手は、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の世界68位スタン・ワウリンカ(スイス)。元世界3位のワウリンカは、2017年膝の故障でツアーを離脱。2018年1月に復帰し、6月には世界ランキングを263位まで落としていたが、徐々に上げてきている。

ATP公式サイトによると、錦織はワウリンカとの対戦について「いい試合ができればと思う。彼は素晴らしい選手。彼の素晴らしいテニスが戻ってきていて嬉しい」と話した。

ワウリンカは今大会、2回戦で第4シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、準々決勝で第10シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)といったシード選手を破っている。

錦織は2回戦、準々決勝でストレート快勝。準々決勝後には「試合ごとに良くなってきている感じがする。第2セットでは、ほぼ完璧にプレーしていたと思う。安定したプレーをして、ファーストサービスも良く、攻撃的なプレーができた」と語り、好調のようだ。

錦織のワウリンカとの対戦成績は4勝5敗。1つ負け越しているが、準決勝では今大会の勢いそのまま勝利を掴むことに期待がかかる。

ワウリンカとの準決勝は、日本時間17日午前3時30分以降に開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」準々決勝での錦織

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)