「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がマートン・フクソービッチ(ハンガリー)と対戦。第1セットは6-3で錦織が…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)の大会5日目、男子シングルス準々決勝で第1シードの錦織圭(日本/日清食品)がマートン・フクソービッチ(ハンガリー)と対戦。第1セットは6-3で錦織が先取した。

両者は今回が初対戦。前日の2回戦を快勝で飾った錦織は「ストロークがしっかりしている選手なので、長いラリー戦になると思います」とフクソービッチ戦に向けて語っていた。この試合に勝利すると、来週の世界ランキングで6位になることが確定する錦織。ラリー戦を制し、ベスト4進出を果たすことができるのか、期待がかかる。

第1セットは錦織のサービスゲームから始まった。序盤は第1、第2ゲームといずれもデュースにもつれ込む接戦となったがそれぞれキープ。すると錦織は、第4ゲームで少しミスの増えたフクソービッチからラブゲームでブレークに成功する。しかし直後にラブゲームでのブレークバックを喫し、ブレークの数は1つずつと並ばれた。

第6ゲームでもブレークポイントを握った錦織だったが、ここはフクソービッチにしのがれてしまい、リードを作ることができない。

それでも錦織は第8ゲームで40-0からデュースに持ち込みブレークポイントを握ると、リターンがネットイン。ゲームカウント5-3と再びリードを作った。

そして第9ゲームが錦織のサービング・フォー・ザ・セット。ここでフクソービッチの追撃をしのいだ錦織が第1セットを6-3で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)