「どれだけ相手に嫌なシュートを打たせられるか」

バスケットボール男子日本代表は来たるワールドカップ予選のラスト2試合、2月21日のイラン戦、24日のカタール戦に向け、強化合宿を開始した。

ともに遠い中東でのアウェーゲームであり、特にイラン戦では218cmのハメド・ハダディが参戦する見込み。日本代表を指揮するフリオ・ラマスも「完璧な試合をしないと勝てない相手」と厳しい戦いを覚悟している。

また、昨年ホームで行われたイラン戦で大きく日本の勝利に貢献した、渡邊雄太と八村塁の招集はなく、イランの高さに苦戦することが予想される。206cmのビッグマン太田敦也は「ハダディが入って、ガタイの良い体重のあるセンターばかりなので。センターの僕らがリバウンドを取って、どれだけ相手に嫌なシュートを打たせて、落とさせるかというのがカギなのかなと自覚しています」と意気込みを語る。

インサイドの攻防が勝敗を分けるポイントとなることは間違いない。太田もラマスヘッドコーチから「ハダディらの存在を頭に入れておけ」と指示を受け、暗に奮起を促されている。これまで以上にゴール下での奮闘が求められるが、長年日本のペイントエリアを守ってきた、経験豊富な太田に気負いは見られない。

「プレッシャーというよりは、自分がどれだけ仕事できるかですね。出た時に、自分がやれる100%以上のものを出すだけだと思っています」

ファンの応援を求める「やっぱり伝わるものがあるんです」

アウェーでの戦いとあって、太田は個ではなくチーム全体で戦うことが重要と訴えた。「21年ぶりのワールドカップ出場に手が届きそうになっていて、どれだけチームとしてまとまれるかもカギになってきます。最近はずっとホームでの戦いだったので、ブースターさんも一緒になって戦ってくれていました。アウェーの環境はやっぱり違いますし、よりチーム力が試されると思っています」

ホーム開催時に、ファンの力を実感したという太田。中東でのアウェーゲーム連戦を控え、気軽に応援に行くことができないファンの事情を考慮した上で、太田はこうメッセージを残した。

「僕らは日本というものを背負って、上の結果を目指してしっかり戦ってきます。遠い中東での戦いになるので、テレビでもいいですし、自分の携帯でもいいので、見て応援してください。やっぱり伝わるものがあるんです。力になるので、応援よろしくお願いします」