元世界1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が来月6日に始まる「BNPパリバ・オープン」を欠場する。大会公式のTwitterの投稿で明らかになった。シャラポワは今なお女子ツアーの「顔」の一人として活躍する31歳。現在のランキングでは27位だが、…

元世界1位のマリア・シャラポワ(ロシア)が来月6日に始まる「BNPパリバ・オープン」を欠場する。大会公式のTwitterの投稿で明らかになった。

シャラポワは今なお女子ツアーの「顔」の一人として活躍する31歳。現在のランキングでは27位だが、5度のグランドスラム優勝経験を持つ。

相次ぐ怪我にも悩まされており、2018年は肩の痛みから「全米オープン」まででシーズンを終了していた。今シーズンは、「全豪オープン」では4回戦に進出した一方で、地元ロシアで開催された「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー」では、2回戦を前に肩の不調を理由に棄権していた。

シャラポワは今回同様に肩の痛みを理由に、2006年と2013年に優勝した経験のある「BNPパリバ・オープン」の欠場を公表。また怪我の影響が心配される事態になった。彼女は21歳の時に肩の手術を受けており、長期間にわたって対処してきた問題の一つでもある。

WTA公式サイトによれば「昨年来肩の痛みは課題だったもので、今でも取り組んでいるものだ」とシャラポワは話したという。

シャラポワは長期間にわたって女子テニスをけん引してきた存在であるだけに、怪我から復帰してさらなる活躍を期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー」でのシャラポワ

(Photo by Mike Kireev/NurPhoto via Getty Images)