「自分のペースや間合いは崩したらダメ。崩してしまうと(自分の)技が入らなくなってしまう」
大晦日に行われた格闘技イベント「RIZIN.14」で劇的な大逆転一本勝ちを決め、初代RIZINバンタム級王者に輝いた総合格闘技・堀口恭司選手。2月15日(金)21時54分から放送のBS朝日「アスリートインフィニティ」の収録で、未来のトップアスリート候補へ冒頭のようにアドバイスを送った。
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「いつも県で二番とかで一番になれなかった」
伝統派空手出身の堀口恭司選手。自身の空手時代を振り返ると「大体、いつも県で二番とかで一番にはなれなかった」と語るが、教わった空手組手、東京都大会で優勝、全国大会にも出場した中学3年の平山葉君は目を輝かせてアドバイスに聞き入った。
「高校に行っても空手を続けたい。当たり負けしない技や体の使い方を教えて欲しい」と平山君が聞くと、実際に蹴り、突き、その他動き全般を堀口選手がアドバイス。
「本当は上段蹴りは苦手(笑)」と言う堀口選手は、平山君の動きを見て「モーションが大きい、もう少しコンパクトにすると相手に技が入りやすくなるよ」、「ステップと動きが一つ多い。そのステップ1つ余分にしている間に、相手の突きを食らってしまう」等と実際に動きを見せながらアドバイス。
自分の間合い、ペースは大事に
実際の組手をやってみると、すぐに課題点を見つけた。
「(動きが)分かりやすいなぁ(笑)」と動きを分析。「試合中、蹴りだけではなく、突きもワンパターンになっちゃうでしょ。高校から上のレベルだと、その課題は直した方が良い」とアドバイス。
「リズムを変えたり、タイミングを変えて見て!」、「フェイントも入れてみよう」と助言。ただ、大事なポイントとして「自分のペース、間合いは崩したらダメ!崩すと(自分の)技が入らなくなる」と冒頭にもあるようなアドバイスを強調した。
全国の空手や格闘技をやっている少年、少女へのメッセージを聞かれると「痛い事もあるけど、上を目指して努力あるのみ」とエールを送った。
堀口恭司選手は次戦、4月21日に「RIZIN.15」(横浜アリーナ)でUFCでも活躍したベン・ウィン選手と対戦する。
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]