「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)男子シングルス1回戦で、3-6、6-1、6-4と逆転勝利を収めた錦織圭(日本/日清食品)。次戦相手、元世界10位エルネスツ・グルビス(ラトビア)を警…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月11~17日/室内ハードコート)男子シングルス1回戦で、3-6、6-1、6-4と逆転勝利を収めた錦織圭(日本/日清食品)。次戦相手、元世界10位エルネスツ・グルビス(ラトビア)を警戒している。

ATP公式サイトによると、錦織は次戦について「グルビスは楽な相手ではない。特にインドアでは、彼は素晴らしいサービスを活かして、本当にうまく攻撃的なプレーをしてくる」と話し、「僕は集中力を保って、もう少しここのコンディションに慣れる必要がある」と気を引き締めた。

現在世界84位の30歳グルビスは、キャリア通算6個のシングルスタイトルを獲得。ビッグサービスとビッグストロークが武器の選手だ。両者は2018年「ウィンブルドン」でも対戦しており、その時は錦織が勝利している。

1回戦では、前週の「ATP250 モンペリエ」で準優勝し勢いに乗る世界36位ピエール ユーグ・エルベール(フランス)を相手に、第1セットを落とし「彼は素晴らしいプレーをしていて、サービスも良かったので簡単ではなかった」「僕はリターンゲームで少し苦労し、大事なポイントをものにすることができなかった」と振り返った錦織。

「悪いプレーではなかったので、ただ落ち着いてプレーし、積極的でいるようにした」と試合中の心境を語った。

1回戦ではしっかりと気持ちを切り替え、逆転勝利した錦織。次戦、油断できないグルビスを相手にどのような戦いを見せるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」での錦織

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)