「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/2月4~10日/室内ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がマートン・フクソービッチ(ハンガリー)を6-4、6-3のストレートで破り…

「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/2月4~10日/室内ハードコート)の大会最終日、男子シングルス決勝で、第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がマートン・フクソービッチ(ハンガリー)を6-4、6-3のストレートで破り、自身4つめのタイトルを獲得した。試合時間は1時間21分。

両者の過去の対戦成績はメドベージェフの1勝0敗。そのときはクレーコートでフルセットにもつれたが、メドベージェフが逆転勝利をあげていた。

第1セットは激しい攻め合いが続いた。第7ゲームでブレークに成功したメドベージェフだが、直後にブレークバックを喫してしまう。しかし、続く第9ゲームで再びブレークに成功して第1セットを6-4で先取した。

続く第2セットでもメドベージェフが第3ゲームでブレークし、先行する。第6ゲームでデュースに持ち込まれたが2本のブレークポイントをしのいでキープすると、第9ゲームをラブゲームでブレークし、6-3で第2セットを連取して勝利を決めた。

メドベージェフは第1、第2セットともにファーストサーブの確率が50%前後とあまり良くなかったが、セカンドサーブでのポイント取得率が55%とフクソービッチの14%を大きく越えており、ここが勝利のカギとなったと言えるだろう。

23歳の誕生日前日に迎えたこの優勝。自身4つめとなるタイトルは、自分への大きな誕生日プレゼントとなっただろう。昨年の3タイトルに引き続き、新たなタイトルを手にした若きメドベージェフのさらなる活躍に期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのメドベージェフ

(Photo by Scott Barbour/Getty Images)