写真:平野美宇(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 2月10日(日) 越谷市立総合体育館>10日、ノジマTリーグのトップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古屋)と日本生命レッドエルフ(以下、日…

写真:平野美宇(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部

<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 2月10日(日) 越谷市立総合体育館>

10日、ノジマTリーグのトップおとめピンポンズ名古屋(以下、名古屋)と日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)の対戦が、武田テバオーシャンアリーナにて19:00より行われる。勝点12で4位の名古屋と、勝点36で2位の日本生命が対戦する注目カードだ。名古屋としてはプレーオフ進出への希望を絶たないためにもなんとか勝利したい。日本生命は堅実に勝利し、首位をぴったりマークし続けられるか。過去の対戦成績は日本生命の3勝1敗となっている。この試合の見どころを解説する。

名古屋vs日本生命 前回の対戦

名古屋と日本生命は前回、12月27日に北九州市(北九州メディアドーム)で対戦しており、その際はマッチカウント3-1で日本生命が勝利を収めている。まずチョンジヒ(名古屋)と鄭怡静(名古屋)のダブルスペアが、女子ダブルスの最強ペアである常晨晨(日本生命)と蒋慧(日本生命)をストレートで破る金星を挙げた。しかしその後は森さくら(日本生命)、常晨晨(日本生命)、早田ひな(日本生命)がシングルスで3連勝。実力者が順当に勝つ展開となり、日本生命が危なげなく勝利を勝ち取っている。

前回のスコア 日本生命 3-1 名古屋
常晨晨/蒋慧 0-2 チョンジヒ/鄭怡静○
2-11/10-12

○森さくら 3-2 安藤みなみ
11-1/12-10/9-11/5-11/11-9

○常晨晨 3-1 チョンジヒ
11-6/9-11/11-5/11-8

○早田ひな 3-0 ソヒョウォン
11-8/11-3/11-5

2/10 名古屋vs日本生命 ベンチ入り選手の紹介

※2/9時点の発表。()内はTリーグランク
■名古屋
森薗 美咲(AA)
鈴木 李茄(AA)
ソ ヒョウォン(AAA)
安藤 みなみ(AA)
呉 穎嵐(AA)

名古屋は、安藤と鈴木のダブルスでスタートか。地力はあるはずのソヒョウォンは現在シングルスで5連敗中。前回の対戦で森さくらと接戦の末敗れた安藤みなみも上位陣に勝てる底力はある。厳しい戦いにはなるが善戦に期待が集まる。

■日本生命
平野 美宇(S)
陳 思羽(S)
森 さくら(AAA)
前田 美優(AA)
常 晨晨(A)
蒋 慧(A)

対する日本生命は、常晨晨と蒋慧のダブルスペアが立ちふさがる。平野美宇は下位2チームとの対戦では無敗。この3選手を軸としてどのような布陣で臨むのか、オーダーに注目だ。

2/10 名古屋vs日本生命 見どころの詳細

名古屋はチームとして日本生命への勝ち星は1度だけ。プレーオフへの望みを消さないためにも、来シーズンへの展望を立てる上でも食らいつきたい。まずはダブルスで善戦に期待したいところだが、名古屋ペアは日本生命の盤石ペアにどう立ち向かうのか。シングルスも厳しい戦いになることは想像に難くない。

対する日本生命は、常晨晨と蒋慧ペアで確実に勝利すれば、シングルス勢の精神的負担が減り楽にゲームを進められるかもしれない。とはいえ、前回はダブルスでまさかの敗戦後にシングルス3連勝で逆転勝利しており、シングルスでそう容易くは敗れないだろう。勝利は手の届くところにあるが、早田の不在などもあるため足元をすくわれないように気を引き締めて臨みたい。

名古屋が上位チーム・日本生命に一矢報いることができるのか。名古屋vs日本生命の試合をぜひ目の当たりにしよう。

文:ラリーズ編集部