アメリカ・ワシントンDCで開催されている「シティ・オープン」(WTAインターナショナル/7月18~24日/賞金総額22万6750万ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に5-7 4-6で敗れた第5シード…

 アメリカ・ワシントンDCで開催されている「シティ・オープン」(WTAインターナショナル/7月18~24日/賞金総額22万6750万ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)に5-7 4-6で敗れた第5シードのユージェニー・ブシャール(カナダ)。

 出だしから調子が悪いと感じていたというブシャールだが、暑い気候のせいにすることなく、自分のバランスを崩し続けたジョルジを称えた。

 「彼女のプレーの仕方はほかの選手と違う。長いラリーもまったくなく、リズムをつかませてもらえなかった」とブシャールは言った。「フィーリングをつかむのが難しく、試合の中に入り込めなかったわ」。  ブシャールはまた、ジカウイルスに関する懸念を挙げ、8月のリオ五輪に出場するか、まだ心を決めかねていると繰り返した。彼女は自分のことを『ぎりぎりになって物事を決める人』と呼び、決めるのは来週になるだろうと言い添えた。  ブシャールは同国のミロシュ・ラオニッチや、そのほかの有名テニス選手やゴルフ選手が五輪参加を取りやめたことで考え始めてしまったのだという。

 「私は本当に決断力がないの。締め切りが近づくにつれ、日に日に選手たちが出場を取りやめていくのを見ると…」とブシャールは続けた。「本当にアンラッキーだわ。これが私の最初のオリンピックなのに、もう最低! 正直言って」。(C)AP