アメリカ・カリフォルニア州スタンフォードで開催されている「バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック」(WTAプレミア/7月18~24日/賞金総額75万3000ドル/ハードコート)の1回戦で、アリソン・リスク(アメリカ)と17歳のキャサリン…

 アメリカ・カリフォルニア州スタンフォードで開催されている「バンク・オブ・ザ・ウェスト・クラシック」(WTAプレミア/7月18~24日/賞金総額75万3000ドル/ハードコート)の1回戦で、アリソン・リスク(アメリカ)と17歳のキャサリン・ベリス(アメリカ)がランキング上位者を下す番狂わせを演じ、2回戦に進出した。

 ベリスはワイルドカード(主催者推薦)での出場で、第6シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-4 6-4で破った。第2セットを1-4とリードされたベリスだが、そこから挽回し、今年3月のアメリカ・サンアントニオの大会で1回戦を突破して以来の、WTA大会での勝利となった。

 リスクは第8シードのバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)を2-6 6-3 7-6(4)で下した。第1セットを落としたリスクだが巻き返して、第2セットは5ゲームを連取、第3セットのタイブレークでは最初の3ポイントを獲得した。レプチェンコはここ2年連続で、今大会の準決勝に進んだ選手だった。

 ジュリア・ボズラップ(アメリカ)、ユルスラ・ラドバンスカ(ポーランド)、マグダ・リネッテ(ポーランド)も2回戦に進んだ。ボズラップとリネッテは、ともに第1セットを2-6で落としてから挽回した。

 それぞれが次のラウンドで、1回戦がBYE(免除)で試合がなかった上位選手と対決する。ボズラップは第3シードのジョハナ・コンタ(オーストラリア)、ユルスラ・ラドバンスカは第2シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)、リネッテは第1シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦する。(C)AP