「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/2月4~10日/室内ハードコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で、第2シードの世界12位ステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界51位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に7-6(5)…

「ATP250 ソフィア」(ブルガリア・ソフィア/2月4~10日/室内ハードコート)の大会4日目。男子シングルス2回戦で、第2シードの世界12位ステファノス・チチパス(ギリシャ)が世界51位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に7-6(5)、6-4で勝利し、ベスト8進出を決めた。試合時間は1時間29分。

20歳のチチパスは、1月の「全豪オープン」4回戦でロジャー・フェデラー(スイス)に勝利。また、自身初のグランドスラムベスト4進出を果たした。

ATP公式サイトによると、フェデラーとの対戦を「まるで夢のようだった。試合後、頭が爆発しそうな感じだったよ。決して忘れることのない魔法のような瞬間。初めての瞬間はいつも特別。憧れの選手を倒したんだ」と振り返っている。

今大会1回戦は免除のため、この試合が「全豪オープン」の快進撃後、初の試合に。「最後の大会から100%回復した訳ではない。でも自分の意思と決意を持って努力すれば、ここで良い結果を残すチャンスがまだたくさんあることを知っている」と話したチチパス。

第1セットはタイブレークにもつれ込むも、試合を通して1度もブレークされることなく、ストレートで勝利を収めた。

勝利したチチパスは、準々決勝で第7シードの世界33位ガエル・モンフィス(フランス)と対戦する。両者は2018年「ATP1000 上海」で1度対戦しており、その時はチチパスが勝利。

チチパスはモンフィスについて「注意しなければならない。コートで予想外のことをする相手だ」「彼は僕の試合を見たことがあり、僕も彼の試合を見たことがある。僕はただ、彼のすることに気をつけて、注意する必要がある」と警戒した。

期待の20歳チチパスと、優れた身体能力を活かした動きで観客を魅了するモンフィス。どのような試合展開を見せるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのチチパス

(Photo by Julian Finney/Getty Images)