元世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)がティエリー・ファン クリーンプト(ベルギー)を新たなコーチに迎えた。「全豪オープン」でも正式なコーチ不在で臨んでいただけに、ハレプにとって新たなスタートになりそうだ。ハレプは昨年、「深センオープン」…
元世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)がティエリー・ファン クリーンプト(ベルギー)を新たなコーチに迎えた。「全豪オープン」でも正式なコーチ不在で臨んでいただけに、ハレプにとって新たなスタートになりそうだ。
ハレプは昨年、「深センオープン」「全仏オープン」「ロジャーズ・カップ」で優勝したほか、ランキングでもほとんどの期間にわたって1位だった。
今年の「全豪オープン」後に1位を大坂なおみ(日本/日清食品)に譲ったものの、ハレプは現在も3位につけている。
また同選手は昨年の11月に前任のコーチのダレン・ケーヒル(オーストラリア)と関係を解消。ケーヒルが家族との時間を確保するためにチームを離れたため、ハレプのコーチのポジションは空白となっていた。
今回、ハレプはファン クリーンプトをヘッドコーチとして迎えていることをWTA(女子テニス協会)公式サイトが伝えている。
ファン クリーンプトは、ダビド・ゴファン(ベルギー)のコーチを務めた経験を持っており、同選手との関係解消後にハレプはファン クリーンプトとコンタクトをとったという。
WTAによれば、ハレプとファン クリーンプトは来週の「カタール・トータル・オープン」から正式には活動を始める見通しだという。
ハレプは今月、ほかにも「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」への出場を予定しており、新コーチとのタッグでどのようなパフォーマンスを見せるか注目だ。
(テニスデイリー編集部)
※写真は「全豪オープン」のときのハレプ
(Photo by Julian Finney/Getty Images)