テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(中国・広州/2月1~2日/ハードコート)で、日本が中国と対戦。第2日、第4試合シングルスで世界66位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界309位のウー・イービン(中国)に6-2、6-0で圧勝…

テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(中国・広州/2月1~2日/ハードコート)で、日本が中国と対戦。第2日、第4試合シングルスで世界66位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が世界309位のウー・イービン(中国)に6-2、6-0で圧勝した。試合時間は50分。

これで日本対中国はトータル2勝2敗、決着は第5試合でつけることとなった。

西岡は前日の第1試合シングルスでは苛立ちを爆発させ敗れたが、その後「明日のシングルスについては、正直勝つしかないと思っている」と話した通り、きっちりと立て直してきた。

試合は第1セット、西岡が第1ゲームでいきなりブレークに成功。第7ゲームでもブレークしゲームカウント5-2に。続く第8ゲームをキープしセットを先取した。そして第2セットは相手に1ゲームも与えずに勝利。

1勝1敗で第2日を迎え、第3試合ダブルスで敗れ後がなくなった日本。しかし崖っぷちの第4試合で、西岡が価値ある勝利を収めた。

このあと最終第5試合シングルスでは、世界69位のダニエル太郎(日本/エイブル)が世界262位のリー・ジェ(中国)と対戦する予定。「デビスカップ」決勝ラウンド進出をかけた戦いに臨む。

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◆デビスカップのフォーマット

「デビスカップ」は2019年から新フォーマットで行われる。まず2月に24ヶ国が、12ヶ国の決勝ラウンド出場枠を巡って競い合う。そして11月に、この12ヵ国と、2018年大会でベスト4に残った4ヵ国、ワイルドカードの2ヵ国の合計18ヵ国によって優勝が争われる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」予選ラウンド第1試合での西岡

(Photo by Shi Tang/Getty Images)