テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(中国・広州/2月1~2日/ハードコート)で、日本が中国と対戦。第1日、第1試合シングルスで、世界66位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が262位のリー・ジェ(中国)に3-6、2-6のストレート…

テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」予選ラウンド(中国・広州/2月1~2日/ハードコート)で、日本が中国と対戦。第1日、第1試合シングルスで、世界66位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が262位のリー・ジェ(中国)に3-6、2-6のストレートで敗れた。試合時間は1時間32分。

日本は今回アウェー中国での戦い。両チームの過去対戦成績は、日本の8勝1敗となっている。直近の対戦は2009年で、日本が5-0で勝利している。

昨年9月のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で勝利し、ワールドグループ残留を決めた際と同じメンバーの日本。錦織圭(日本/日清食品)抜きで今大会に臨むが、西岡とダニエル太郎(日本/エイブル)は2018年にツアー初タイトルを獲得しており、層は厚い。

第1試合、第1セットを2度のブレークで落とした西岡。続く第2セットでも先にブレークを許したが、直後にブレークバックに成功する。それでも再度リードを許したところで、西岡は痛みがあるのかメディカルタイムアウトを取り右足に治療を受けた。そこから挽回したい西岡だったが、さらにリードを広げられてしまいストレートで敗れた。

試合前に「初めて第1試合に入りますが、重要な初戦。まず勝利をして、次の試合につなげていきたいと思います」と意気込みを語っていた西岡。残念ながら黒星スタートとなり、日本は追いかける展開となった。

続く第2試合では、ダニエル太郎がジャン・ザ(中国)と対戦する。

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◆デビスカップのフォーマット

「デビスカップ」は2019年から新フォーマットで行われる。まず2月に24ヶ国が、12ヶ国のファイナルズ出場枠を巡って競い合う。そして11月に、この12ヵ国と、2018年大会でベスト4に残った4ヵ国、ワイルドカードの2ヵ国の合計18ヵ国によって優勝が争われる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「デビスカップ」での西岡良仁

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)