今シーズン開幕戦の「ATP250 ブリスベン」で優勝したほか、「全豪オープン」ではベスト8へ進出した錦織圭(日本/日清食品)。同大会では、準々決勝で途中棄権により敗退となったが、錦織のバックハンドへの評価は海外でも高い。今回、新たなエピソー…

今シーズン開幕戦の「ATP250 ブリスベン」で優勝したほか、「全豪オープン」ではベスト8へ進出した錦織圭(日本/日清食品)。同大会では、準々決勝で途中棄権により敗退となったが、錦織のバックハンドへの評価は海外でも高い。

今回、新たなエピソードを紹介したのは元「ウィンブルドン」チャンピオンのパット・キャッシュ(オーストラリア)。1987年に同大会で優勝した往年の名選手が耳にする評価でも、錦織のバックハンドは優れている様子だ。

キャッシュは親友とのエピソードを紹介。「自分の親友がロジャー・フェデラー(スイス)に最高のバックハンドの使い手は誰だろうか、ジョコビッチか、ラファエル・ナダル(スペイン)かと尋ねると、 フェデラーは錦織と答えた」とキャッシュは語っている。

錦織のバックハンドはこれまでも、世界的なメディアでも評価されてきた。

特に米大手紙のニューヨークタイムズが、フォアハンドやバックハンドなどそれぞれのプレーでランキングを公表した際に、錦織は両手バックハンド部門の2位にランクインした。ジョコビッチに次ぐ巧みなバックハンドだと評価されており、多方面から高い評価を得ている。

錦織は現在、「全豪オープン」を終えて世界ランキングでは7位で、次戦は2月11日に開幕する「ATP500 ロッテルダム」への出場を予定している。同大会には世界3位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)や「全豪オープン」でベスト4入りを果たしたステファノス・チチパス(ギリシャ)も出場を予定している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での錦織圭

(Photo by NaFoto/Action Plus via Getty Images)