2019年1月31日(木)夕刻、都内某所にて「Jリーグスタジアム観戦者調査2018メディア報告会」が実施された。

観戦者調査は、リーグ戦に来場したファン・サポーター観戦者の動向を把握するために、2001 年より継続し実施されているもの。31日の報告会は、2018 年に実施した調査結果をメディア関係者向けに説明する場として設けられた。

Jリーグデジタルの出井氏からは、様々な切り口で「Jリーグにおける観戦者調査データ」が公開。Jリーグにおける2018シーズン(J1)は、平日金曜ナイター開催効果も加わり、(2008年以来となる)平均動員数1万9000人越えを記録。

昨夏、神戸が獲得したイニエスタ選手の話題性や送客効果も加わり、スタジアム活性化に繋がったという。さらに、スタジアム観戦者の主な情報ソースとして挙げられたのは、やはり「インターネット」。

Jリーグが発表したスタジアム観戦者調査データの一部

Jリーグに関する情報入手経路は「webサイト・SNSが87.9%を占めた」といったデータも公開された。

「インターネット」の利用について注目すべき点は、50代60代のシニア層がネットを積極的に活用しているというデータ。近年、クラブ側も「インターネットを積極的に活用」し、チケット購入者も「モバイルから」というサポーターが増加中なのだとか。

サッカーファンのコミュニティについてもデータ化され、Jリーグによると「スタジアムでの観戦頻度の高い人」ほど「SNSを頻繁に利用している」というリサーチ結果も報告された。スタジアムで直接顔を合わせる友人・知人、さらにはネット上の繋がりが多い人ほど「実際のスタジアム」に足を運び「Jリーグ」を「生観戦」する傾向にあるという。

残念ながら、J3の観客動員数は若干下がっていたものの、J3サポーターはJ1/J2のサポーターに比べ、積極的にインターネットで情報収集を行なっているという興味深いデータも公表された。

Jリーグが発表したスタジアム観戦者調査データの一部

ちなみに、2018シーズンのスタジアム観戦者平均年齢は、41.9歳。同伴している子供を含む平均年齢は、36.4歳だという。

そして、地域のコミュニティが高いクラブ総合1位は、川崎フロンターレ。高田社長の就任で話題を集めた長崎は、前年25位から大きく躍進し総合5位にジャンプアップした。

来月の新シーズン開幕を控え、Jリーグの2019年にますます期待がかかる報告会だった。

取材・文/スポーツブル編集部

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観戦者調査のデータは、Jリーグ公式サイトでも公開されている https://www.jleague.jp/aboutj/spectator-survey/