セリエAのナポリに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインには、今夏のユベントス移籍が噂されていた。現地メディアは、イグアインとユベントスが個人合意し、残すはクラブ間での交渉と報じた。しかし『ESPN』は7月18日、ナポリのアウレリ…
セリエAのナポリに所属するアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインには、今夏のユベントス移籍が噂されていた。現地メディアは、イグアインとユベントスが個人合意し、残すはクラブ間での交渉と報じた。
しかし『ESPN』は7月18日、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長とユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOが話し合い、この移籍は実現しないことが決まったと伝えている。
アルバロ・モラタがレアル・マドリードへ復帰し、代わりになるFWを探していたユベントス。代役の一番手と言われていたのが、昨季セリエA得点王のイグアインだった。9450万ユーロ(約110億円)の契約解除金も分割で支払う用意があるとされていた。しかし、ナポリには同リーグのライバルにエースFWを売り渡す意思がなく、マロッタCEOは「この話は閉じられた」とコメントした。
この展開にファンからは、「ナポリもすんなりユーベに放出するとサポーターに突き上げをくらってしまう。一旦は断ったストーリーがほしいのでは?」「イグアイン獲るためにポグバ売ったらセントラルが薄くなる。100億かけて獲る意味がない」「ほかのチームに売却するため、『ユベントスに行かれるよりはマシ』な空気を作るための策略だったら面白い」などの声が寄せられている。
『Sky Sports』は、イングランド・プレミアリーグのアーセナルもイグアイン獲得に興味を示しているが、現時点では本気度の高い具体的な接触はないと伝えている。
ゴンサロ・イグアイン 参考画像(2016年5月14日)(c) Getty Images