世界中のファン、NBA選手に感謝
右足大腿四頭筋腱断裂により、今シーズン残り試合を欠場することが決まったペイサーズのビクター・オラディポは、近日中に手術を受ける予定で、復帰までに長く、険しいリハビリ、トレーニングをこなさなければならない。しかし、努力家で、強い意志を持つ彼は、すでに気持ちを切り替え、Instagramに次のメッセージを投稿した。
「嘘を言うつもりはない。ここ数カ月は、自分にとってだけでなく、家族にとっても大変な時期だった。文字通り全力を尽くして大好きなものに打ち込んできたのに、今回のようなことは起こってしまう。どれだけハードワークを実践し、自分の技術を完璧なものにする努力をしようと、目の前に立ちはだかる困難を予測することなんてできない。ただ、いつだって、『どうしてこういうことが自分の身にふりかかるんだろう』と考えてしまう時はある。そして、『あの時こうしていたら、結果は違っていたんじゃないか』と思うことも。戸惑い、熟考し、怒りを覚え、悲しみにも苛まれ、涙を流すこともある。でも、それがずっと続くわけではない。ここ数日の間、みんなからもらったサポート、愛情、祈りに感謝している。みんなから力をもらえて、必ず以前より強くなって復帰する気持ちになった。チームメート、ペイサーズのファン、スタッフも含めて、みんなに御礼を言いたい。ありがとう。僕にメッセージをくれた世界中のNBAファンのみんな、ありがとう。自分のことをTweetしてくれて、電話もくれたリーグ内のブラザー、ありがとう。これから大変だけれど、タフな人間がやることは、困難な出来事に負けない。これからは、自分が言っていることを本当の意味で実践する番になる。天国の神様が自分のために用意してくれるプランを信じる時だ。必ず以前より強くなって復帰する。疑問
を持ってくれている人たちにも御礼を言わせてもらうよ。ありがとう。世界の力より、自分の信じる力の方が強しさ!俺は決して壊れない」
2017年に同じケガを負ったホーネッツのトニー・パーカーは、復帰までに7カ月を要した。まだ26歳のオラディポなら、パーカーより短い期間で復帰できるかもしれないが、球団は慎重にリハビリを進めていくプランを立てているだろう。
あとはオラディポの不屈の闘志を信じて、復帰の日を待つだけだ。