「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで日本人初の優勝を果たし、世界ランキング1位が確定した大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂に祝福のメッセージが寄せられた。男子シングルスでベスト8…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで日本人初の優勝を果たし、世界ランキング1位が確定した大坂なおみ(日本/日清食品)。その大坂に祝福のメッセージが寄せられた。

男子シングルスでベスト8進出を果たした錦織圭(日本/日清食品)は、自身のTwitterに絵文字を投稿。グッドサイン、トロフィー、日本国旗などの絵文字を並べて祝福した。

そんな大坂と錦織は今大会、同じコートで続けて試合が行われることが2度あり、ちょっとしたやり取りも見られた。

2回戦では錦織が先に試合を行い、3時間48分の激闘を繰り広げた。その後、疲れた様子で通路を引き上げてゆく錦織と、ウォーミングアップをしながら出番を待つ大坂が、白い歯を見せながら少し会話をしている様子をカメラが捉えていた。

大坂は2回戦後の記者会見で「(すれ違った際)ナイスマッチと伝えました」話し、また「とってもとっても長い試合でしたね。4回ウォーミングアップしたわ、ありがとう(笑)」となおみ節を炸裂させた。

そして3回戦では反対に、大坂が先に試合を行い見事逆転勝利。錦織も勝利し、オンコートインタビューでは「なおみから最高のバトンを受けました」と話していた。

大坂の快挙についてWTA(女子テニス協会)創設者である、テニス界の重鎮ビリー・ジーン・キング(アメリカ)も自身のTwitterに投稿。「2度目のグランドスラム優勝おめでとう!あなたの未来はとても明るく、あなたの才能、活力、決意が更なる高みに連れて行ってくれるでしょう」と今後にも期待を寄せた。

また、レジェンドのマルチナ・ナブラチロワ(アメリカ)は「大坂なおみは全米オープン優勝後スターに。そして全豪オープンで優勝し、世界1位になり、スーパースターになった!」と祝福。

歴史的快挙を成し遂げた21歳の大坂。今後の更なる活躍に期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での錦織

(Photo by Julian Finney/Getty Images)