「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会13日目、女子シングルス決勝で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦。第1セットは7-6(2)で大坂が先取し…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)の大会13日目、女子シングルス決勝で第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第8シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦。第1セットは7-6(2)で大坂が先取した。

両者は今回が初の対戦。対戦相手のクビトバは2011年、2014年の「ウィンブルドン」で優勝を果たしており、今シーズンには開幕戦の「シドニー国際」で優勝している強敵。大坂は決勝に向けて「ベストを尽くします!」と意気込んでいた。大坂のグランドスラム2大会連続優勝、そして世界ランキング1位という大いなる夢に期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲームでクビトバにポイントを奪われながらもキープした大坂。第2ゲームはクビトバにラブゲームでキープされたが、お返しとばかりに第3ゲームで見事なサーブを決めて大坂もラブゲームでキープし、両者キープで序盤3ゲームを終えた。

第4ゲームでもチャンスを作れなかった大坂に、第5ゲームで30-40とピンチが訪れた。しかし粘るクビトバを振り切り、2本のブレークポイントをしのいでキープした。続く第6ゲームで大坂が30-40とブレークポイントを握ったが、ここはブレークすることができなかった。

そして第7ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握られた大坂。この絶体絶命のピンチにおいても冷静な大坂は、サーブを駆使して3本しのいでデュースに戻し、キープする。

第8ゲーム以降もお互いにサービスゲームをキープする展開が続く。そしてゲームカウント6-5となった第12ゲームで大坂に2度セットポイントのチャンスが訪れる。しかしここもキープされ、第1セットは緊張感のあるなかタイブレークへもつれ込んだ。

タイブレークでは大坂が2ポイント目でリターンエースを決めてミニブレークに成功すると、さらにミニブレークをもう1つ取り、第1セットを7-6(2)で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」決勝での大坂なおみ

(Photo by Michael Dodge/Getty Images)