6月20日、総合体育館卓球場に於いて行われた第32回総合関関戦。部員それぞれが死力を尽くし、フルセットの末に勝利を収めるなどして健闘を見せた。結果、男子は5勝3敗、女子は3勝2敗で関学の勝利。黒星続きだった歴史に終止符を打った。 今年の関…

 6月20日、総合体育館卓球場に於いて行われた第32回総合関関戦。部員それぞれが死力を尽くし、フルセットの末に勝利を収めるなどして健闘を見せた。結果、男子は5勝3敗、女子は3勝2敗で関学の勝利。黒星続きだった歴史に終止符を打った。
 今年の関関戦のスローガンは「LEGEND」。卓球部はまさに伝説と呼ぶに値する大激戦を繰り広げた。
 男子の1番手はエース・村上(社3)、女子は町田(文3)。ともに勝って勢いづけたいところであったが、敗れてしまう。またダブルスでは男女ともに敗れるなど、なかなか優位に立つことができない。その後、男子は4勝3敗とリードしたものの、女子は1勝2敗と負け越していた。しかし、ここで女子4番手の川辺(商1)が関大のエースを倒し、関学に流れを引き寄せる。そして勝負の行方は男女ともに最後の選手に託された―。
 まずは女子の多久和(人2)が相手をストレートで下し、3勝2敗で女子の勝利を決めた。一方の男子、佐藤晶(経3)の試合は最後を飾るにふさわしいものであった。両者ともに2セットずつを取り合い、勝負は最終セットにもつれ込む。最後まで手に汗握る大接戦であったが、見事勝利。これで男子は5勝3敗となり、12年ぶりの総合優勝を決めた。いくつもの接戦の末につかんだ勝利は、今後につながるものであった。
試合後のコメント
主将・武川陽平(経4)「競った試合で勝てて良かった。(副本部長としては)卓球部としても、体育会全体としても勝って欲しいと思っていた。明日からのインカレ予選につながる試合になった」
女子リーダー・西原知世(社4)「関学と関大はずっとライバル校。今は1部と2部に分かれているので、久しぶりの対戦だった。関大のエースに川辺(商1)が勝てたのは良かった」