6月15日に関西大学に於いて行われた第31回総合関関戦前哨戦。関学は序盤こそ相手にペースを握られリードを許すも、後半で地力を見せる。結果26—41で勝利を収めた。 6月15日に行われたラグビー部の関関戦前哨戦(於・関西大学中央グラウンド)…

 6月15日に関西大学に於いて行われた第31回総合関関戦前哨戦。関学は序盤こそ相手にペースを握られリードを許すも、後半で地力を見せる。結果26—41で勝利を収めた。
 6月15日に行われたラグビー部の関関戦前哨戦(於・関西大学中央グラウンド)。試合は思わぬ展開を迎えた。
 格下の関大相手に「勝つのは当たり前」。主将・室屋雅史(社4)はそう話していた。けれども蓋を開けると、そこには苦戦を強いられる選手たちの姿があった。ゲーム開始からリズムを作れない。先制を許すと、そこから試合は関大ペースに。前半終わって12—14。大方の予想は裏切られた。だが朱紺の闘士たちがこのまま黙っているわけはなかった。
 後半開始時の相手のミスにつけこむ。そこから敵陣に攻め込み、流れるようなパスワークを展開。トライを決め早々と逆転に成功する。そのワントライが流れを一気に呼び寄せた。それからは本来の実力を発揮し、パワー、スピード、そして気迫で関大を圧倒。前半の停滞がうそのように得点を量産した。
 終わってみれば41−26。内容には課題が残るも、関学の地力が存分に見られる試合であった。