5月31日に行われた第56回西日本学生バスケットボール選手権大会4回戦(於・大阪府立体育会館)。関学は、桜花学園大学と対戦し、61―81で大敗した。 この日も上々の立ち上がりとなる。PF中野麻由(社4)とPG公文真衣(社2)が中心となり、…

 5月31日に行われた第56回西日本学生バスケットボール選手権大会4回戦(於・大阪府立体育会館)。関学は、桜花学園大学と対戦し、61―81で大敗した。
 この日も上々の立ち上がりとなる。PF中野麻由(社4)とPG公文真衣(社2)が中心となり、ドライブ、そして3Pシュートと得点を重ねていく。第1Qは二人の活躍もあり、21―23と、昨年インカレ準優勝の桜花大と互角の戦いを見せる。
 関西リーグ2部所属の関学が、番狂わせを起こすためにも、このまま付いていきたい。だが、第2Qに入ると、ミスが目立ちはじめ、徐々に放されていく。PF中野、PG公文の踏張りで、得点を挙げていくが、35―42と7点のビハインドを背負って、後半を迎えることになった。
 この日で4連戦目と疲労の色は隠せない。第3Qに入ると、運動量が少なくなり、オフェンスは封じ込まれ、ディフェンスも粘れない。途中タイムアウトを取り、流れを変えようとしても変わらず、45―59と点差を広げられてしまう。第4Qに入っても、第1Q以来の3Pシュート成功をきっかけに波に乗りたかったが、単発に終わってしまう。このまま試合は進み、61―81と、最後は20点差をつけられて敗退となった。
 今大会の関学は創部初のベスト16進出と結果を残した。だが、「ルーズボールの対応、リバウンドと、最後に課題が見つかりました」と、主将・井田ちあき(文4)は、結果に満足せず、桜花大戦で見つかった反省点を次につなげるつもりだ。この後は、総合関関戦、兵庫学生と試合は続く。さらに2ヵ月後には早くもリーグ戦が始まる。2年ぶりの1部昇格を達成するためにも、この大会で得た自信と反省を生かしていきたい。