4月6日に行われた総合関関戦前哨戦(於・関西大学)。試合は9人制で行われた。関学は健闘するも強豪の壁は厚く、2対7で惨敗した。 一番手はフライ級の今村(経4)。出だしから積極的にパンチを打ち込む。相手から重いフックを決められるが、最終Rま…

 4月6日に行われた総合関関戦前哨戦(於・関西大学)。試合は9人制で行われた。関学は健闘するも強豪の壁は厚く、2対7で惨敗した。
 一番手はフライ級の今村(経4)。出だしから積極的にパンチを打ち込む。相手から重いフックを決められるが、最終Rまで積極的な姿勢を保ち粘り強さを見せた。しかし、相手の実力が上回り惜しくも判定負けに終わる。次はフライ級の岡竹(文4)。序盤は落ち着いた動きで相手の速いパンチをかわす。第2Rから少し押されてしまうものの、岡竹は負けずに立ち向かう。そんな中相手が反則をし失格。勝利は岡竹のものとなった。
 続いて登場したのはバンダム級の米田(法4)。出だしから激しい打ち合いが繰り広げられる。米田は必死に食らいつくが自分のペースをつかめない。第2Rでダウンを2回取られてしまい、RSC負けとなった。4番手、バンダム級の灘井(法3)も落ち着いて攻めるが、相手からの重いパンチにダウンを取られる。そしてタオルが投げ込まれ試合は終わり、灘井は肩を落とした。この時点で関学の勝利はなくなった。
 しかし戦いは終わっていない。流れを変えたい関学だが、続くライト級の橋本(経4)も、相手のすばやく力強い攻撃にほんろうされてしまう。第2Rでダウンを続けて取られ、RSC負けでリングを去った。次に登場したのは主将であるライトウェルター級の肥田(文4)。主将の登場で応援席もいっそう熱くなる。出だしから猛攻撃で相手を追い詰めるが、第2Rから相手の素早いパンチで肥田の勢いが薄れていく。最後まで肥田の勢いは戻ることなく判定負けとなった。
 8番手、ウェルター級の國方(商4)は相手の勢いに押され、劣勢になってしまう。第2Rでダウンを2回取られ無念のRSC負けに終わった。応援席を一番沸かせた最終戦。選手はミドル級の井上(社3)だ。序盤から重いパンチを打ち込んでいき、コーナーに相手を追い込み力強いパンチをさく裂。そしてダウンを奪い、第2Rでも相手を追い込み2回目のダウン。井上は力を発揮し、圧勝した。
 結果は2対7で敗北。1部リーグの高い壁を感じた試合となった。
試合後のコメント
主将・肥田「軽量級が勝てたのは良かった。課題が残る結果になったが、リーグ戦につながる試合になった。これをプラスに変えたい!」