「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで、日本人初の同大会決勝進出を決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。日本時間26日17時30分から、世界6位のペトラ・クビトバ(チェコ)との決勝戦に臨…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで、日本人初の同大会決勝進出を決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。日本時間26日17時30分から、世界6位のペトラ・クビトバ(チェコ)との決勝戦に臨む予定だ。その大坂が、準決勝後にWOWOWで解説を務めた鈴木貴男(日本/Team REC)のインタビューに答えた。

――(準決勝を振り返って)第3セットの第2ゲームで、相手の3回のブレークポイントを覚えていますか?

大坂「もちろん覚えています。本当に大きいターニングポイントでした」

――フォアとバックハンドのエースは自信があったから打ったのですか?

大坂「あのゲーム中は、そうでもなかったです。でも、(その後を)乗り越える助けになりました。自分のサービスゲームの多くをキープ出来ると分かったので、あのゲームの後には自信を持てました」

――試合中、笑顔を見せたり相手のショットを讃えていましたが、いつもと違う心持ちでしたか?

大坂「自分に“これはグランドスラムの準決勝だ”と言い聞かせました。ここにいることがハッピーであるべきだと。トップ10選手が相手ですし、彼女は本当にすごいので“自分にそれほど厳しくすべきじゃない”と」

――最終セットではゲームごとにドキドキしていましたか?

大坂「はい。彼女は良いリターナーの1人だと思っていますし、とても攻撃的ですから、ストレスのレベルを下げておくのが大変でした」

――決勝へのイメージはどうですか?

大坂「もちろん早くブレークを取りたいと思っています。基本的なイメージはそれだけです。自分のサーブをキープして、ベストを尽くします!」

――決勝までは何をして過ごしますか?

大坂「たくさん休養をとって、今この立場にいることを実感して喜びたいと思います」

――最後に、応援している皆さんにメッセージをお願いします!

大坂「皆さん、こんにちは!グランドスラムの決勝に残りました。今年もまた活躍出来ることを願っています。いつも応援ありがとうございます!!」

この決勝には、グランドスラム2大会連続優勝と、初めての世界ランキング1位の座がかかる大坂。様々なプレッシャーの中ではあるが、気負わずにベストなプレーを見せてくれることを期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Getty Images)