2017年に宮崎・都城高校からドラフト4位でオリックスに入団した山本由伸投手。プロ2年目の2018年シーズンには54試合に登板、4勝2敗1セーブ32ホールド、防御率2.89という好成績を残し、彼の「伸びしろ」にはまだまだ可能性があることを…

 2017年に宮崎・都城高校からドラフト4位でオリックスに入団した山本由伸投手。プロ2年目の2018年シーズンには54試合に登板、4勝2敗1セーブ32ホールド、防御率2.89という好成績を残し、彼の「伸びしろ」にはまだまだ可能性があることをプレーで証明した。そんな山本由伸の、来季にかける二十歳の決意を聞いた。

 

(C)ORIX Buffaloes

 

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オリ・山本由伸の飛躍の裏側にあった「やり投げ理論」と練習方法(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/yoshinobuyamamoto-way-to-practice/)

新人王よりも一年投げられなかったことが悔しい

 

「新人王は正直取りたかったし、もしかしたら取れるのではないかとは思っていました。でも、新人王を取れなかったことより、途中離脱してしまったり最後ケガもしてしまったりということの方が気になっていましたね。ただ、これだけ多くの試合を投げられたということは良かったし、収穫はあったと思います。」と、本人が語るように、ケガとスタミナに課題を感じながらもポジティブに捉えている、飛躍の一年となった2018年シーズン。体力の面では、「まだまだですね。シーズン途中はすごく疲れて体がだるくなったりしたので。1年間一軍でやり抜く難しさがわかりました。」と猛省するものの、プロの一軍で1年間戦い抜く大変さと難しさを身をもって経験した。

160kmは夢ではない!

 

(C)ORIX Buffaloes

 

 来季の目標を、「まず1年間戦い抜くことを最低目標にし、チームが優勝する戦力になりたいと思ってます。」と掲げた山本選手。2018年は救援としての出場だったが、先発に関して思いは強い。「正直、先発としていきたいです。でもチームプレーなので、チームの状況を見ながらしっかり自分は自分の練習をやってレベルアップしていきたいです。」と、先発に対しての自信は持ちつつチームファーストに徹する、前向きな姿勢は決してブレることはない。

現在MAX154キロのストレートと多彩な変化球を武器にする山本選手だが、「160kmは夢ではない。投げたいですし、投げられると思います。根拠はないですが投げられると思います!」と、あくまで160kmは目標と語る。177cm、80kgと、野球選手としては体格的に恵まれている方ではないが、山本由伸という野球選手の伸びしろを考えると、自信が確信に変わる日もそう遠くないであろう。

最後に、「エースってかっこいいし、チームを勝たせたぞって言えるような活躍をしたい」と締めくくった時期エース候補。20歳の初々しい思いを胸に、人生の、野球人としての門出を迎える。

山本由伸選手と大のオリックスファンの田中大貴アナウンサーのスペシャル対談が掲載される「オリックス・バファローズ パーフェクトガイド2019」は2019年3月末ごろに発売予定。

 

(CoCoKARAnextのTwitter、Facebookフォロー等で、山本由伸さんの直筆サイン入り色紙を2名様にプレゼント)

 

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文:CoCoKARAnext編集部、取材協力:オリックス・バファローズ]