「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで、日本人初の同大会決勝進出を決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。決勝では優勝と世界ランキング1位の座を同時に争うこととなった。試合後の記者会見で、…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~26日/ハードコート)女子シングルスで、日本人初の同大会決勝進出を決めた大坂なおみ(日本/日清食品)。決勝では優勝と世界ランキング1位の座を同時に争うこととなった。

試合後の記者会見で、世界1位になることはどれだけ重要かを聞かれた大坂は「もちろん、とても重要なことです。一番大きな目標のひとつです」と話した。

しかし一方で「いまの目の前のゴールは、この大会で優勝すること。ランキングはあとからついてくると思います。私はひとつの目標にフォーカスした方がうまくいく傾向があります」と冷静に答えた。

決勝では、世界6位のペトラ・クビトバ(チェコ)と初対戦する。クビトバはグランドスラムでは、2011年と2014年の「ウィンブルドン」で優勝している。

大坂は「グランドスラムの決勝という舞台で彼女(クビトバ)と対戦する機会が得られたことは、何かとても素晴らしいことだと思います」と話した。

「彼女のウィンブルドン決勝は観ていました。どれだけ素晴らしい選手か知っていますし、確実にとてもタフな試合になるはずです」

グランドスラム出場2大会連続優勝と、世界ランキング1位の座をかける大坂。様々なプレッシャーの中ではあるが、気負わずにベストなプレーを見せてくれることを期待したい。

大坂とクビトバの決勝は26日の土曜、日本時間17時30分に開始予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」準決勝での大坂なおみ

(Photo by Recep Sakar/Anadolu Agency/Getty Images)