「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)大会11日目、男子シングルス準決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第14シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。6-2、6-4、6-0の…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月14~27日/ハードコート)大会11日目、男子シングルス準決勝で第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が、第14シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦。6-2、6-4、6-0のストレートでナダルが勝利し、2年ぶり5度目の決勝進出を果たした。試合時間は1時間46分。

「全豪オープン」10年ぶり2度目の優勝を目指すナダルと、2018年の21歳以下ツアー最終戦「Next Gen ATPファイナルズ」で優勝し、今大会で自身初のグランドスラムベスト4進出を果たしている20歳チチパス。過去の対戦成績はナダルの2勝0敗。

3度目となる両者の対戦は、第1セット第3ゲームで先にナダルがブレークに成功。第7ゲームでチチパスが2連続ダブルフォルトをおかしデュースになると、ナダルが再びブレークし5-2に。続くゲームをナダルがキープし、セットを先取した。

続く第2セット、ナダルは第5ゲームで0-40と3本のブレークポイントを握る。ここは粘るチチパスにポイントを連取され、最後はサービスエースを決められてブレークならず。しかし、第9ゲームでブレークしセットを連取した。

そして第3セット、ナダルは5-0で迎えたサービング・フォー・ザ・マッチで、この試合初めてブレークポイントを握られたが、凌いで勝利を決めた。

今大会4回戦ではロジャー・フェデラー(スイス)を破る快進撃を見せたチチパスを、ナダルは盤石のプレーで圧倒。今大会ここまでの計6試合を、全てストレートで勝利している。また、2回戦からは1度も自身のサービスゲームを落とすことなく、優勝に王手をかけた。

勝利したナダルは決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)対第28シードのルカ・プイユ(フランス)の勝者と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」準決勝でのナダル

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)